「古いクルマの見分け方 」

2001.06.01 クルマ生活Q&A ボディ

「古いクルマの見分け方 」

私は南カリフォルニアに駐在して3年になります。スワップミートなどでポルシェ356やカルマンギアあたりを物色しているのですが、古いクルマに関してはまったく素人ですので、どのような見方をすればよいのかわかりません。このあたりについてご説明していただければありがたいです。(FTさん)

お答えします。こう言う質問がきて実は大変嬉しいです。私自身も古いクルマをいろいろ乗りついで授業料を払ってきたつもりです。

古いクルマでも買ったらすぐに気持ちよく乗りたいものです。買ったはいいが壊れてしまい修理に、というのでは時間とお金のムダです。そのために中古車を買うときどこを見たらいいか、ポイントをいくつか説明しましょう。

一番重要なのはボディです。まずドアの開閉をチェックしてください。スムーズに開かなかったり、閉めるときに気持ち良く「パシッ」と閉まらないものは、ボディがねじれたりしている可能性があります。

フロアパンも重要なチェックポイントです。サビたフロアを切ったり貼ったりして適当に直したクルマは、アンダーコートを厚く塗っていることがけっこうあります。表面をみるとゴムのブチブチしたかんじでそれとわかります。

同一車種を何台も見るのはかなり重要なことです。感覚的な意見ですが、程度が良いクルマは小さく見えるように感じます。逆に程度の悪いモノは、何度ものリペイントとボディへのパテで全体的に「ぺろっ」として、メリハリが無くなり、それが妙にしまりのない大きなかんじに見えるようです。 ボディの程度が悪いと、せっかくエンジン、トランスミッション、それにサスペンションをオーバーホールしても、十分に味わうことができません。

機械的によく走り、よく止まるかどうか、実際に運転して確認することも必要です。古いクルマは少なからずメインテナンスが必要ですが、駆動系およびブレーキがしっかりしていれば、ずっと工場入り、ということにはならないはずです。

最後に、良いクルマに巡り合うためには同好の士との交流も大切です。オーナーズクラブなどはインターネットや古いクルマの雑誌で見つけることができます。情報は多いに越したことはありませんからね。