【スペック】LS600h:全長×全幅×全高=5030×1875×1480mm/ホイールベース=2970mm/車重=2270kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(394ps/6400rpm、53.0kgm/4000rpm)、交流同期電動機(224ps、30.6kgm)

レクサスLS600h(4WD/CVT)/LS600hL(4WD/CVT)【海外試乗記(後編)】

さすがはLSのハイブリッド(後編) 2007.05.16 試乗記 レクサスLS600h(4WD/CVT)/LS600hL(4WD/CVT)
世界が注目するレクサスのハイブリッドモデル「LS600h」。4WDと組み合わされるハイブリッド・システムが生み出すパワーと燃費の効果は?フランクフルトから報告。

相性のよさ

フランクフルトで開催された「レクサスLS600h」「600hL」のプレス試乗会。初日に乗ったトップ・オブ・レクサスの、ハイスピードクルージング時の印象はよくなかった。直進線、トレース性があまりに曖昧だったのだ。

ところが、そんな印象は2日目には大きく改善された。実は初日の試乗車のタイヤ空気圧管理にミスがあり、「210km/hまでは4輪とも2.5bar。210km/h以上は2.9bar」という指定にもかかわらず、1日目のテスト車は2.3barにセットされていたのだという。これでメーター読み260km/hオーバーにまでトライしていたのだから、所期の性能が発揮されるはずもない。
さまざまなハイテクによるドライビング・アシスト機能を持つこうしたモデルでも、「路面とコンタクトを取っているのはタイヤだけ」という事実がはからずも露呈された。

それはそれとして、ハイブリッド・システムが生み出す「滑らか」かつ「強力」なパワーフィールは、LSというモデルが目指すキャラクターと相性がいい。従来のトヨタ(レクサス)ハイブリッド・モデルと同様、スタート当初は“電気自動車モード”が主役。むろんそこでの静粛性は圧倒的で、「無音」と表現してもいい。
ある程度速度が高まり、あるいはより強い加速力が必要となったためアクセルペダルを踏み込んでも、エンジンのサポートが始まる瞬間はきわめてスムーズ。ほとんどショックを感じさせられない。「さすがはLSのハイブリッド」と感心させられる。


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「LS600h」
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