WRC王者セバスチャン・ローブ、テレビ俳優に転身する!?

2007.05.11 自動車ニュース
セバスチャン・ローブ(写真左)と、ダニエル・エレナ。
WRC王者セバスチャン・ローブがテレビ俳優に!?

WRC王者セバスチャン・ローブ、テレビ俳優に転身する!?

世界ラリー選手権(WRC)で4連覇を目指しているセバスチャン・ローブが、立て続けにフランスのテレビCMに出演。ちょっとした注目を浴びているという。

■ローブ、WRカーをお買い上げ

人気スポーツ選手がCMに採用されることは珍しくないが、“そのひとなりのイメージ”を重視したタイプが多い。それだけに、表情だけだったり、セリフがあっても一言だったりするのがほとんどだ。
ところが、今回のローブのCMは、いずれも物語設定があり、ちょっとした役者を演じている。

まずは、WRCのワークスドライバーらしいシトロエンのCMだ。

ローブはWRC3連覇を成し遂げた愛機「クサラWRC」をシトロエンの販売店らしき所に持ち込んで、下取りを依頼。ところが、店員はラリーでダメージを受けたクルマに渋い顔。

店員:「サインを書いてくれるなら……」
ローブ:「サインですか、いいですよ」
と、スターは慣れた様子。

ところが、「いやそうじゃなくて、小切手にサインを。小切手にね」と、店員は賄賂をおねだり。結果的にローブは新車のC4WRCを手にするという内容だ。

妙に整えられたローブのヘアースタイルが不自然で、演技もどこかぎこちない。でも、朴訥とした彼の雰囲気が出ていて、かえって微笑ましい。さらに、コ・ドライバーのダニエル・エレナまで登場するという、シトロエンならではの1本だ。

■WRCチャンピオンが、異種スポーツへ進出!?

もう1本は、“鶏マーク”で知られるスポーツ用品メーカー、「ルコック・スポルティフ(le coq sportif)」のCM。セリフが多く、演技はシトロエンのCMと比較すればずっと自然だ。

1983年に全仏オープンで優勝した元テニスプレイヤーで、現在は歌手として活躍するヤニック・ノアとのバトルが展開される。

ローブいわく、「ルコック・スポルティフを紹介できて誇りに思う。伝説的なメーカーで、(ヤニック・ノアの後に)新たなナンバーワンになれたことを嬉しく思う」。
ルコックの記者会見でそう語るローブをTVで見ていたノアは、「セバスチャン・ローブはスポーツマンなんかじゃない。ビッグなドライバーとは言えるが、それは全部クルマがやっているんだ!」

そして、二人はラグビーやバスケットボール、フェンシングと果てしない戦いを繰り広げる。

テレビCMで活躍中のローブ。将来は俳優への転向もあり、かな!?

(文&写真=野口友莉/YUYU)

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