新人ヤマダの眼 第10回:13年ぶりに新しくなった「三菱デリカ」に試乗

2007.05.02 エッセイ

新人ヤマダの眼第10回:13年ぶりに新しくなった「三菱デリカ」に試乗

懐かしい

僕が免許を取ってすぐの頃、よくデリカに乗ってました。先代のスペースギア2.8リッターのディーゼルターボ。まだ、ディーゼル規制が始まる前、父親が乗っていたのをちょくちょく借りていたんです。

新しくなったデリカに乗ってみて……。

「なんだかんだ言われるけど、こりゃやっぱりデリカだ」

まるで大きな箱を動かしているような操縦感覚、ステアリングの適度なゆるさ、コーナーでのグラッとくるロール感、そしてトラックにも負けないアイポイントの高さは、まぎれもなくデリカでした! 僕が最後に乗ったのは1年半くらい前、この運転感覚懐かしいなぁ。

でも、もちろん進歩しています。乗り味はかなりソフトで、だいぶ現代的。タケシタ副編集長は「ステップワゴンのような乗り味」と言っていましたが、それも納得。もうトラックのようなゴツい乗り味ではないです。

当然スライドドアは電動で両側、フロア高はぐっと下がっていました。先代は階段をよじ登るようだったのを思えば大発明ものです。

うーん、13年の進歩はやはりすごい。クルマは先代とはまったく別ものといった感じです。でも、見ても乗っても随所にデリカらしさはプンプン臭っていたのが、元デリカ乗りとしてちょっと嬉しかったです。

ちょっと寂しいなと思ったのは、洗練されたエンジン。僕が前に乗っていたモデルはディーゼルターボでした。モリモリトルクで走っている感じでエンジンはものすごくうるさかったんです。

静かになって喜ぶべきなのでしょうが、あれがまた「今デリカに乗ってるんだ!」っていう気にさせるんですよね。最近は環境の視点からもディーゼルが注目されているので、「新世代ディーゼルがデリカに搭載されたらまた面白くなるかも!?」なんて新人ながら思いました。

(NAVI ヤマダ)

先代スペースギアの丸みを帯びた形から一変、3代目であるスターワゴンの雰囲気を感じさせる「デリカD:5」。箱っぽいデザインがツール感を醸し出しています。
先代スペースギアの丸みを帯びた形から一変、3代目であるスターワゴンの雰囲気を感じさせる「デリカD:5」。箱っぽいデザインがツール感を醸し出しています。
先代モデルにも一部グレードで両側スライドドアは選べましたが、今回からは全車両側電動スライドドアになりました。
先代モデルにも一部グレードで両側スライドドアは選べましたが、今回からは全車両側電動スライドドアになりました。
ちょっと分かりづらくてすいません。運転席からの眺めです。見晴らしのいいアイポイントの高さは継承され、三角窓がある。広いフロントガラスから見るこの眺めは紛れもなくデリカの血統を受け継いでおります。
ちょっと分かりづらくてすいません。運転席からの眺めです。見晴らしのいいアイポイントの高さは継承され、三角窓がある。広いフロントガラスから見るこの眺めは紛れもなくデリカの血統を受け継いでおります。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

『NAVI』編集部

『NAVI』編集部

毎月26日発売のカーライフマガジン『NAVI』。日夜取材に追われる編集部員は、加藤編集長はじめツワモノぞろい。どこがツワモノかって?……このコーナーを読めばわかります。