サンヨー「miniGORILLA」総括【PNDテスト】

2007.04.23 自動車ニュース

【PNDテスト】サンヨー「miniGORILLA」を総括する

コンパクトで安い「簡易型カーナビ」としていま話題沸騰の「PND」(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)だが、気になるのは実用に使えるのか?ということ。
「カーナビの達人」による徹底比較テスト。サンヨー「miniGORILLA」を総括すると……。

5:総括

▼サンヨー「miniGORILLA」NV-SD10DT
9万1350円(実勢価格は6万円前後)

気軽に外へ持ち出して使える新型登場

NV-SD10DTのテスト中に感じていたのは「これがバッテリー内蔵でパーキングブレーキへの配線が不要だったら、ずいぶん印象が変わるのに」ということ。

サンヨー・ミニゴリラはポータブルナビで唯一のワンセグチューナー内蔵機だが、車外に持ち出して使うことができれば、その特徴がより活きると思うからだ。

そう思っているところに新登場したのが新型のミニゴリラ、NV-SB250DT(9万9750円)。フル充電で約4時間の連続使用が可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵し、気軽に外へ持ち出して使えるようになった。

もちろんワンセグチューナーを内蔵しているし、歩行ナビとしても使える。歩行ナビ時はルートを表示しない設定に切り替えることもできる。

車内で使用する場合は、走行中は複雑な操作はさせないという良識を守る真面目さから、相変わらずパーキングブレーキへの配線が必要だし、電源の配線も要るのだが、外でもワンセグが見られるというだけで、魅力は大きく高まったと思う。

PNDというよりも堅実なポータブルナビ

内蔵メモリーも2GBに容量をアップ。従来は約180万件だった住所地番の検索数が約3000万件へと増え、ピンポイントで検索できる場所がDVDナビ並みになったという。
ピンポイント検索の最後の手段である住所検索が充実したのは大きな改良点だ。

操作系や案内のしかたは、従来のカーナビそのものだから、従来カーナビに馴染んだ人が使ったとしても、まったく違和感なく操作でき、案内が受けられる。

エコドライブ情報も楽しい機能。表示してみると、好成績を収めようと思い、気を遣って運転するようになったりして。

DVDやHDDタイプのゴリラの流れから派生したメモリーナビという意味で、サンヨー・ミニゴリラはPNDというよりもポータブルナビと呼ぶのがふさわしいモデル。PNDに、従来ナビ同様の機能を期待するひとに向く、堅実モデルといえる。

(文と写真=石田 功)


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