【スペック】全長×全幅×全高=5030×1875×1480mm/ホイールベース=2970mm/車重=2270kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(394ps/6400rpm、53.0kgm/4000rpm)+交流同期電動機(224ps、30.6kgm)(欧州仕様)(T)

レクサスLS600h(4WD/CVT)【海外試乗記(前編)】

こたえられないLS(前編) 2007.04.23 試乗記 レクサスLS600h(4WD/CVT)

トップ・オブ・レクサスである「LS」の目玉、世界が注目するハイブリッドカー「LS600h」。国内発表に先駆け、ドイツはフランクフルトでのプレス試乗会に小沢コージが参加した。

夢の合法ドラッグか?

クオリティは文句なしだが、スタイリング的に若干「トヨタ・セルシオ」のイメージが強すぎて新鮮みに欠けた「LS」に、ハイブリッドエンジン搭載モデルが加わった。発表当初からハイブリッドの搭載をリリースしていただけに、この本命モデルを待ち望んでいた声は多い。

期待されたのは最上級モデルとして搭載するハイブリッドシステム。はたしてそれは“味は濃いけど太らない”的な、夢の合法ドラッグ的加速をもつのか? はたまた、メルセデス、BMWを凌駕する新たなる快楽を提供してくれるのか?
株式時価総額30兆円のトヨタが、プライドをかけて世に送り出した、逆襲のハイブリッド高級車の魅力を探ってみたい。

注目のパワーユニットは、2006年末にリリースされたLS460用の新型直噴4.6リッターV8のストロークを伸ばし、5リッターにまで拡大された。それだけでも394psを発生する上に、最大224psを生み出す電気モーターまでをも与えられた。現時点では文句なしに世界最強のハイブリッド車である。
システム全体では445psの出力を発生。これは6リッターV12に匹敵するパフォーマンスだという。それでいて燃費は4.6リッターより3割はよく、CO2排出量が1kmの走行でわずか219gと環境にも優しい。

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