ソニー「NAV-U」検索性能 【PNDテスト】

2007.04.19 自動車ニュース
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ソニー「NAV-U」検索性能 【PNDテスト】

【PNDテスト】ソニー「NAV-U」検索性能を試す

コンパクトで安い「簡易型カーナビ」としていま話題沸騰の「PND」(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)だが、気になるのは実用に使えるのか?ということ。「カーナビの達人」による徹底比較テスト。ソニー「NAV-U」の検索性能を試した結果は……。


ソニー「NAV-U」検索性能 【PNDテスト】

3:検索性能

▼ソニー「NAV-U」NV-U1
オープン価格(実勢価格は6万円前後の見込み)

使い方に応じて検索データを変幻自在

nav-uの目的地検索の手順は、画面の左横にあるメニューボタンにタッチすることから始める。すると「行き先」「最寄り」「自宅へ」などのボタンが並んだメインメニューに切り替わる。
4.3インチの画面をフルに使いボタンを大きくデザインし、とくに行き先など使用頻度の高いボタンが大きいため、操作性は抜群にいい。

「行き先」の中身は「住所」「電話番号」「ジャンル」「名称」「マーク」「履歴」の6項目。プリインストールされている検索データは番地までの住所と約30万件の施設と、数は少ないのだが、nav-uの良さはパソコンとの連携で検索データをカスタマイズできること。

付属のDVD-ROMには全国を6エリアに分けた地域詳細データ(地図+検索データ)と、検索データ全国詳細版/検索データ全国版/住所検索全国版/施設検索全国版という4つの検索パックが収録されていて、必要なデータに入れ替えたり、メモリースティック PROデュオを使ってデータを追加したりできるのだ。

たとえば、遠出することがない人なら、本体にプリインストールされている地図データを、DVD-ROM内の自分が住んでいるエリアの地域版に入れ替えればいい。これで、入れ替えたエリア内の詳細地図と○号までピンポイント検索可能な住所検索が使える。

また全国の地図と検索データの両方が欲しいというなら、検索パックの検索データ全国詳細版をメモリースティック PROデュオに転送して、本体のスロットに差し込めばいい。
これで、全国のピンポイント住所検索データと約200万件の全国施設データが使えるようになるというわけ。


ソニー「NAV-U」検索性能 【PNDテスト】

検索データの弱点は……

検索データ全国詳細版の容量は約900MB。また全国のピンポイント住所検索と約60万件の全国施設データが使える検索データ全国版なら約400MB、全国住所ピンポイント検索のみなら約190MB、約60万件の施設検索データだけなら約210MBだから、データサイズに応じて必要な容量のメモリースティック PROデュオを用意すればいい。

検索データで弱点をいえば、電話番号検索のデータ量が少ないことだ。電話番号検索のデータは施設検索と同じ数なので、全国の詳細版のデータを加えたとしても約200万件。だから800万件〜1000万件クラスのデータを収録した他社のPNDでは電話番号検索できる施設を、nav-uでは検索できないことも多い。

せっかくパソコンとのリンクでデータのカスタマイズができるのだから、個人宅までは不要にしても、タウンページの電話番号ピンポイント検索ができる程度のデータは供給してもらいたいものだ。

操作性は上々だ。たとえばジャンル検索はひとつの画面に表示する項目を4行に限定したデザイン。タッチパネルの誤操作をしないよう考えているのが伝わる。

電話番号検索や名称の入力にしてもそう。ひとつひとつのボタンが大きいので、誤タッチなくスピーディーに操作ができる。操作の流れもスムーズ。取扱説明書を見なくても、迷わず操作が可能だ。

また自宅へ帰るには、わざわざメニューを開いて自宅にタッチという操作は不要。画面を山型に指でなぞればいい。このあたりは、円を描いて地図の拡大/縮小を含めて、カーナビであるXYZの設計思想を受け継いでいる。

(文と写真=石田 功)

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