クラリオン「DrivTraxP5」概要&取付性【PNDテスト】

2007.04.09 自動車ニュース

【PNDテスト】クラリオン「DrivTraxP5」概要&取付性

コンパクトで安い「簡易型カーナビ」としていま話題沸騰の「PND」(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)だが、気になるのは実用に使えるのか?ということ。
「カーナビの達人」による徹底比較テスト、まずはクラリオン「DrivTraxP5」の概要&取付性について。

1:プロフィールおよびクルマへの取り付け性

▼クラリオン「DrivTraxP5」DTR-P5
オープン価格(実勢価格は5万円前後の見込み)

概要とスペック
07年CESで展示されていたN.I.C.E.430というモデルを、地図を変えただけでそのまま持ってきたという印象のモデルがDTR-P5。
外観上の特徴は、厚さ22ミリの薄型ボディで、持ち運びはしやすい。ディスプレイは4.3インチでタッチパネル式。幅×高さは132×90.5ミリで、重量は198グラム。内蔵のフラッシュメモリーの容量は2GB。

PNDとしては大容量のメモリーサイズを活かし、データベースは充実。住所検索=約1100万件、電話番号検索=約800万件のほか、周辺検索、ジャンル検索などを搭載する。GPSエンジンは精度の高さに定評のあるSiRF社のStar3。CPUはSamsungの400MHzのスペックだ。

独自機能
SDカードスロットを備え、SDカードに保存した音楽ファイルの再生や静止画も見られる。対応する音楽フォーマットはMP3/WMAで、携帯デジタル音楽プレーヤーの替わりにもなる。静止画の対応フォーマットはJPEG/BMPだ。

電源
電源供給はUSBから。USB対応のACアダプターとシガーライター電源アダプター、USBケーブルを付属し、パソコンからも充電できる。フル充電で約4.5時間の連続使用が可能だ。このUSBを使って将来はプログラムのバージョンアップや地図更新への対応も考えられる。

電源を供給するUSB端子はボディの下側に装備されている。そのため、電源供給しながら使用する場合は、USBケーブルを差し込む分の高さの余裕が必要になるわけで、これは前方視界を遮る要素となる。このあたりは要改善点である。

装着性
付属の吸着式取付スタンドで行う。吸盤を貼り付けるための吸着用ベース板も付属する。推奨はダッシュボード上への取り付けだが、ステーが長く高さ調整ができないので、ダッシュボード上へ取り付けた場合、多くのクルマでは前方の視界を遮る可能性が大きい。窓に吸盤を貼り付けて使用する方法も考えられるが、合法ではない。

スタンドは、モニターの上下方向の傾き調整と左右に首を振る調整はできるが、モニターを回転させる調整は不可能。したがって、ダッシュボードの斜めに傾いた部分に取り付けた場合や、窓がラウンドした部分に吸盤を貼り付けた場合は、画面を水平に取り付けることができない。

(文と写真=石田 功)

写真では撮影のためフロントグラスに装着しているが、実走行時には非合法になるため注意されたし。
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