【スペック】eKワゴンGS:全長×全幅×全高=3395×1475×1550mm/ホイールベース=2340mm/車重=850kg/駆動方式=FF/0.6リッター直3SOHC12バルブ(50ps/6500rpm、6.3kgm/4000rpm)

三菱eKワゴン/eKスポーツ【試乗記】

三菱eKワゴン/eKスポーツ 2007.04.08 試乗記 ……91万3500〜122万2200円/126万〜148万4700円

いま注目の「軽自動車」を、小沢コージがまとめて取り上げる。それぞれのクルマの「○と×」は何なのか? 自動車専門誌『NAVI』の名物特集から、改めてご紹介!

身の丈

【復習:こんなクルマ】

「三菱 i 」とは別に、背水の陣の三菱がリリースしたユニークかつ手堅い軽。人気を博した初代「eKワゴン」をベースに、業界では初となる電動スライドドアを採用。CMキャラクターに人気女優の江角マキコを採用するなど評判はよい。

【ekワゴン/ekスポーツの○と×】

○:
アイデアのみで勝負してること。実に手堅く、今の三菱の身の丈にあった商品である。お金をかけずに初代のプラットフォームをベースにボディ剛性を上げ、走りの質感をよくしている。オマケに評判のよかったボクシーかつ実用的なデザインも、基本は変えずに改良している。商品の売りもわかりやすく、なおかつポイントをしっかりつかんでいる。
それは軽乗用車としては初めてスライドドアを採用するだけでなく、電動開閉とし、そのうえ価格上昇を5万円程度に抑えているところ。本来的には10万円高ぐらいにしたかったようだが、あえて普及を狙い、このくらいの価格差とした。実際、非常に売れており、メーカーの思惑通り手堅いヒットとなった。

×:
特にない。実情に、時流にあった商品だと思う。電動スライドドア以外に感心したのは、充実した小物入れで、初代で評判の良かったゴミ箱を大きくしたり、ドアポケットを大きくするだけでなく、社内に「収納コワザ委員会」を発足させ、100円ショップなどを参考にマルチユースフックなども装着した。これは前列シートの背もたれ背面に付けるもので、子供のお気に入りのハンカチやらぬいぐるみを簡単にぶら下げられる。電動スライドドアと並び、非常に気が利いている。

【コージから一言】

三菱さん、この路線でがんばってください。

(文=小沢コージ/『NAVI』2007年2号)

 
三菱・eKワゴン/eKスポーツ
 
三菱・eKワゴン/eKスポーツ

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

eKワゴンの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • 三菱eKカスタムT Safety Package(FF/CVT)【ブリーフテスト】 2015.12.22 試乗記 発売から約2年を経て、燃費、走り、装備、デザインと全方位的な大幅改良を受けた「三菱eKワゴン/カスタム」。競争が激化する軽市場において、独自の存在感をどれだけ示せるか。絶対的な性能だけではなく、市場における“立ち位置”も含めてチェックしてみた。
  • 三菱eKスペース カスタムT e-Assist(FF/CVT)/eKスペースG e-Assist(FF/CVT)【試乗記】 2015.5.26 試乗記 三菱が軽スーパーハイトワゴン「ekスペース」に年次改良を実施。燃費の改善やカラーバリエーションの追加など、細部にわたり改良が施された同車の実力に触れるとともに、解決すべき課題を探った。
  • マツダが「ロードスターRF」の予約受け付けを開始 2016.11.10 自動車ニュース マツダがリトラクタブルハードトップのスポーツモデル「ロードスターRF」の予約受け付けを開始した。ルーフの開閉は、ロックの解除も含めボタンひとつで操作可能。ロードスターとしては日本初導入の2リッターエンジンも特徴となっている。
  • マツダ・ロードスターRF VSプロトタイプ(FR/6AT)【試乗記】 2016.11.19 試乗記 「マツダ・ロードスター」に、スイッチひとつでルーフが開閉する電動ハードトップモデル「RF」が追加された。開発者のこだわりがつまったリトラクタブルハードトップの出来栄えと、ソフトトップ車とは一味違う走りをリポートする。
  • ホンダS660 MUGEN RA(MR/6MT)【試乗記】 2016.11.18 試乗記 ホンダのミドシップ・マイクロスポーツカー「S660」をベースに、無限が独自の改良を施したコンプリートカー「S660 MUGEN RA」。モータースポーツ直系のノウハウが注ぎ込まれた、660台限定のチューンドカーの走りを報告する。
ホームへ戻る