【スペック】全長×全幅×全高=4730×1795×1870mm/ホイールベース=2850mm/車重=1800kg/駆動方式=4WD/2.4リッター直4DOHC16バルブ(170ps/6000rpm、23.0kgm/4100rpm)/価格=341万2500円(テスト車=379万290円)

三菱デリカD:5 Gプレミアム(4WD/CVT)【ブリーフテスト】

三菱デリカD:5 Gプレミアム(4WD/CVT) 2007.03.28 試乗記 ……379万290円
総合評価……★★★★

発売から1か月で目標の3倍以上受注するなど、好評が伝えられる新型「デリカD:5」。
別人と見まごうばかりのフルモデルチェンジで、いったいどんなクルマに仕上がったのか? 笹目二朗が吟味した。

すべての面で大きく改善

まるで軍用車のようなイメージもあった旧型に対し、すべての面で内容は大きく改善された。ギラギラ光る顔の化粧を除けば、この手のボックス型SUVとして頼もしさはある。
左右輪への荷重移動が激しく、ちょっと無理をすると転倒しそうな不安さえあった操縦安定性は、まだ完全に心を許せるまでには至らないが、ロールを感じることでドライバーから入力を加減することができる。だが、横風などの外乱には注意が必要か。パリダカなどでの経験が生かされているとは思えない。

資料によれば「2WDと4WDの燃費の差は1%」とあるが、この程度なら誤差のうち。私の経験によれば、切り替え式でも高速道路や長距離での計測では4WDのほうが良かった例も多い。この場合には2WDで走るメリットはほとんどないのだから、センターデフをつけるなりして「フルタイム4WD」化するのが望ましい。高速安定性の面でも好ましいことは明らかだ。

一方で、室内のいろいろな細工は上々。ボックス型ゆえの室内空間は、広く有効に使われている。2列目と3列目の客間の乗り心地は、この手のSUVの中でも秀逸。

 
三菱デリカD:5 Gプレミアム(4WD/CVT)【ブリーフテスト】の画像
後席3列目からの眺め。天井に設けられた“隙間”は間接照明の「ルーフビームガーニッシュ」。インテリアのイルミネーションにはこだわったという。
後席3列目からの眺め。天井に設けられた“隙間”は間接照明の「ルーフビームガーニッシュ」。インテリアのイルミネーションにはこだわったという。

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