クルマ徒然草 第3回

2007.03.14 エッセイ

クルマ徒然草 第3回

2006年のデトロイトで発表された「ラピード」
クルマ徒然草第3回:外野の余計な心配

外野の余計な心配

かねがね噂されていたフォードによるアストン・マーティンの売却ですが、とうとう決着がつきました。買ったのは、英国のレーシングチーム「プロドライブ」を率いるデイビッド・リチャーズらの投資グループとか。

名門中の名門ブランドを今度はどこのメーカーが所有するのか、興味がありましたが、投資グループだといまいちピンとこないのは私だけではないはず。例えば新車とか開発するのでしょうか。コンセプトカーとして出ていた4ドアモデル「ラピード」なんかはほとんど形になってましたから出すんでしょうけど。

かつて、アストン・マーティンは、ディビッド・ブラウンという事業家が所有していて、だから当時のモデル名に「DB」がついていたわけです。「DB5」とかね。現在も「DB9」という12気筒スポーツカーがあります。

彼が同社を手放すと同時にDBはつかなくなるのですが、巡り巡って80年代後半にフォードがアストンを買うと同時にブラウン氏を役員として迎えたため、DB7以降、再び車名にDBがついていました。知ったかぶってますが、全部先輩に聞いた話です。

で、気になるのは今後の車名。アストンの今度のオーナーのひとりがデイビッド・リチャーズ。ということは、次に出てくる車名にDBならぬ「DR」がついてたりして。近い将来、「DRラピード」なんてモデルが出てきたら、アストンを一生所有することはないと誓うことができる僕でも、結構複雑です。

(Selespeedシオミ)

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『NAVI』編集部

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毎月26日発売のカーライフマガジン『NAVI』。日夜取材に追われる編集部員は、加藤編集長はじめツワモノぞろい。どこがツワモノかって?……このコーナーを読めばわかります。