ホンダ、「インサイト」と逆のアプローチ【ジュネーブショー07】

2007.03.07 自動車ニュース

【ジュネーブショー07】ホンダ、「インサイト」と逆のアプローチ

2007年3月6日にプレスデイで幕を開けたジュネーブショー。
ホンダのブースに展示される「スモール・ハイブリッド・スポーツ・コンセプト」はどのようにして生まれたのか? デザイン担当者にインタビューをした。

■まずスポーツカーありき

2007年に蘇った「インサイト」か? ホンダスタンドの中央に置かれたこの2シーター・スポーツ、ボディサイズ(全長4000×全幅1760×全高1270mm)やドライブトレーン(車名にあるとおりハイブリッド)から察するに、そう見えなくもない。
しかしこのスタイリングをまとめたホンダR&Dヨーロッパの文入昭夫(ふみいりあきお)マネージャーは、きっぱりと「それは違います」と否定した。
文入氏はドイツ・オッフェンバッハのホンダR&Dヨーロッパで、デザイン部門のマネジャーを務める人物。和光のデザインスタジオで「CR-V」や「クロスロード」といった量産車を手がけた後、昨年春に現在のポストに就いた。その第一作目がこのコンセプトカーである。

「エコロジーを訴求するさい、ホンダが今一番思いを寄せているのはスポーツカーです。『インサイト』はエアロダイナミクスを追求していった結果、スポーツカー的なクルマに行き着いた面がありますが、このモデルではまず最初にスポーツカーを、考えが強くありました。そしてそれをどこまでエコで追求できるか挑戦しています」「インサイト」とはテーマの方向性がまったく逆というわけだ。

そしてもちろんホンダイズムだって忘れていない。「われわれはデトロイトショーで『リミックス』というコンセプトカーを出展しましたが、ホンダは魂の中で、こういう小さなスポーツカーを忘れてはいないよというメッセージをみなさんに伝えたかった」

ホンダのスポーツ魂がブレイクする日も近い?

(NAVI竹下)


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