「高性能バッテリーは、どこが違う?」

2007.03.03 クルマ生活Q&A バッテリー

「高性能バッテリーは、どこが違う?」

5年前に購入しましたクルマのエンジンのかかりが悪くなり、バッテリー交換が必要なのではないかと思っています。バッテリーには高性能を謳うものがありますが、価格も相当に高いものになってしまいます。どんな基準で選ぶのがいいでしょうか。

お答えします。クルマに使われるバッテリーは12ボルトと表示されていますが、実際に測ってみるともう少し高い電圧となっているのがわかります。通常は13ボルト以上の数値を示します。

バッテリーがあがってしまってエンジンを始動できなくなった時に電圧を測ってみると極端に低いわけではなく、11ボルトほどであったりします。数字としては大きな違いはないのですが、わずかな差で使い物にならなくなってしまうわけです。

高性能なバッテリーは、安定して十分な電圧を維持する能力を持っています。バッテリーは充電と放電を繰り返している間に少しずつ劣化していきますが、高性能なものはその度合いが小さいのです。

エンジン始動時にはクランキングのために電圧降下が生じ、プラグの火花が弱くなってしまいます。高性能バッテリーはこのような場面でも余裕をもった電流の供給ができるので、エンジンのかかりがいいのです。最近のクルマは電子制御を多用しているので、電圧が安定していることは重要な意味があります。

ただ、高性能を使い切るためには、充電機能もよいものでなければなりません。容量の大きなバッテリーを装着すると充電機能が追いつかず、かえって放電しやすくなってしまう場合もあります。クルマの性能に見合ったバッテリーを選ぶべきでしょう。

弱ったバッテリーを使っていると、夏の渋滞でエアコンをかけているような状態で負担がかかると急激に状態が悪化して最悪の場合止まってしまうことも考えられます。バッテリーは消耗品ですので、3年を目安に交換することをおすすめします。