【スペック】全長×全幅×全高=4520×1820×1690mm/ホイールベース=2620mm/車重=1560kg/駆動方式=4WD/2.4リッター直4DOHC16バルブ(170ps/5800rpm、22.4kgm/4200rpm)/価格=323万4000円(テスト車=366万9750円)

ホンダCR-V ZXi(4WD/5AT)【ブリーフテスト】

ホンダCR-V ZXi(4WD/5AT) 2007.03.02 試乗記 ……366万9750円
総合評価……★★★

ライトクロカンのはしりといわれる「ホンダCR-V」の現行3代目に試乗。サイズが拡大され、都会的なスタイリングになったというが、乗り心地、ハンドリングはどう変わったのか。

ホンダCR-V ZXi(4WD/5AT)【ブリーフテスト】

サイズとデザインは新しいけれど

販売実績からすれば当然のことだが、主にアメリカを中心とした、日本の何倍も売れる市場のニーズを重視して新しい「CR-V」はますますサイズが大きくなり、そしてデザインも主張の強いものになった。初代の持っていたカジュアルなSUVというキャラクターはだいぶ薄らいでしまったが、時代の流れとあらばそれも致し方ないところ。その代わりとなる何かをもたらしてさえくれればいい。

しかし残念ながら、新型CR-Vがもたらしてくれるものが何なのか、今回の試乗ではハッキリと掴むことができなかった。サイズアップした分、確かに空間的には広くなった。けれどそれ以外、何か語るべきところはあるだろうか。

もちろん個人的な好き嫌いはあるだろうが、そのスタイリングが初代のような新鮮味を持っているとは思えないし、じゃあ高級感を増したかと言えばそういうわけでもない。同じようなオンロード指向のSUVが増えた今となっては、その走行性能は悪くはないが秀でているとも言えないだろう。要するに、最初に書いたように、アメリカ市場を意識してサイズとスタイリングが変わった。それだけだ。

日本以外の国で、いやあるいはサイズを気にしないなら日本ででもいいのだが、いずれにせよ気負わない日常の足として使うならば、ユーテリィティ性は高く悪くない選択と言える。しかし過度に思い入れたり、あるいは初代がそうだったように生活を豊かに変えてくれそうな期待を抱いたりして手に入れる対象ではないというのが、新型CR-Vの評価である。

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