小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビュー

2007.02.22 自動車ニュース
小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビュー

小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビュー

本田技研工業は、新しい3列シート7人乗りのコンパクトSUV「クロスロード」を、2007年2月22日に発表、23日に発売する。

機能性と遊び心を融合させたという、インパネまわり。
小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビュー

■タフなルックスのコンパクトSUV

「ホンダ・クロスロード」と聞いて、90年代にあったクロカンを思い出す人もいるだろうが、今回発売されるモデルはかつての「ディスカバリー」OEM版とはもちろん関係なく、現代的なSUVである。

全長4.3m弱のコンパクトなボディに3列シートを載せた7人乗り仕様。ベースとなるのは、そう、7人乗りミニバン「ストリーム」である。

あまたあるSUVのなかで、ホンダらしいタフネス感あるデザインが特徴。エンジンはストリーム譲りの1.8と2リッターで、5段ATが組み合わせられる。

駆動方式はFFと4WD。ヨンクは「CR-V」と同じ、デュアルポンプシステムとワンウェイカムユニットを追加した新リアルタイム4WDである。

価格は、193.2万円から291.9万円まで。月の目標販売台数を3000台に設定する。


小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビューの画像
【写真上】カットモデルによる、1列目および2列目シートの様子。
【写真下】3列目のニースペースはミニマム。2列目の位置次第では、シート背面に膝が当たる。(モデルの身長は163cm)
【写真上】カットモデルによる、1列目および2列目シートの様子。
【写真下】3列目のニースペースはミニマム。2列目の位置次第では、シート背面に膝が当たる。(モデルの身長は163cm)

■「ストリーム」より285mm短い

ホンダが「スカルプチャル・タフ・フォルム」と呼ぶクロスロードのデザイン。スクエアでありながら、張り出したフェンダーアーチや切り落としたようなフロントランプ部分、ルーフへ絞り込んだリアなどで、ただの箱ではない意匠としたのがポイントという。

全長×全幅×全高=4285×1755×1670mm、ホイールベース=2700mm。排気量は2リッターまでだが、幅が1.7mを超えるため、3ナンバーとなる。
ベースとなったストリームと比べると、全長は285mmも短縮された。

となると気になるのは車内スペースだが、着座シートとして有効なのは2列目まで、というのは想像に難くない。3列目は、スペアタイヤを廃止(応急パンク修理キットで代用)したことで、「日本人女性の99%が無理なく座れるスペースを確保」(広報資料)した。

もちろんシートはアレンジ可能。ワンアクション、片手操作、3列目の車内外からの操作をテーマとした。3列目を倒すと荷室容量は348リッターにまでなり、また2列目片側を倒す、2、3列目を倒すことで用途に合わせた空間をつくりだせるという。


小型SUV「ホンダ・クロスロード」デビューの画像
全長は、ベースとなったミニバン「ストリーム」より短い4.3m弱。取り回しのしやすさの目安、最小回転半径は5.3m。
全長は、ベースとなったミニバン「ストリーム」より短い4.3m弱。取り回しのしやすさの目安、最小回転半径は5.3m。

■1.8リッターは燃費、2リッターは走り

「i-VTEC」のエンジンはストリームのそれ。1.8リッターは140ps、17.7kgm、2リッターは150ps、19.4kgmとアウトプットも変わらない。

5段ATは、1.8リッターではハイギアードで燃費寄り、2リッターはローギアードで走り寄り、という味付けがなされた。

10・15モード燃費は、1.8、2リッターともにFFで13.8km/リッター。「平成22年度燃費基準+5%達成車」である。

4WDは、ホンダ自慢のリアルタイム式。通常はほぼFF状態、発進・加速時や雪道など走行状況に応じて、デュアルポンプを介し後輪にも駆動力を配分するものだ。

ヨンクモデルでは、より安定した走行をもたらすためのVSAを標準搭載。坂道発進での後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト機能」が備わるのがポイントだ。

足まわりは、前マクファーソンストラット、後ダブルウィッシュボーンとストリームと同じ形式のサスペンション。SUV化にあたり、ストロークの最適化などでオフロード走行に対応したという。
また最低地上高185mm、アプローチアングル23.9度、デパーチャーアングル35.8度と、クリアランスを多くとり悪路に備えた。

(webCG 有吉)

本田技研工業「クロスロード」:
http://www.honda.co.jp/CROSSROAD/

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