寒冷地を走る水素ロータリー「RX-8」

2007.02.21 自動車ニュース
寒冷地を走る水素ロータリー「RX-8」

寒冷地を走る水素ロータリー「RX-8」

マツダは、水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を使った寒冷地における水素自動車の利用調査に協力すると、2007年2月21日に発表した。


寒冷地を走る水素ロータリー「RX-8」

水素自動車の寒冷地テストは、北海道開発局からの依頼を受けて行うことになったもの。調査期間は2月19日から23日の5日間。
2月21日には、室蘭市において「水素エネルギーを利用した『環境と交通』シンポジウム」を開催。一般参加者を対象にした「RX-8ハイドロジェンRE」の体験同乗試乗会や講演が行われる。

今回マツダが提供するクルマは、寒冷地用にタイヤを変更した以外は、既にリース販売を開始している車両と違いはない。

マツダの水素ロータリーエンジン車開発担当主査の柏木章宏は、「このたび、北海道での地球環境にやさしい水素社会づくりの活動に協力することができて大変光栄に思う。マツダ固有のロータリーエンジンをベースとした水素自動車が、寒冷地域においても高い実用性を持っていることが証明できると考えている」

「水素ロータリーエンジン車は製造コストも安く、またガソリンと併用することもできるので、近い将来の水素社会実現に向けて重要な役割を担えると考える。今後とも地球環境にやさしい水素社会の実現の一翼を担えるよう努力していきたい」と語った。

北海道開発局では、地球温暖化の要因の一つとされる二酸化炭素の排出がない、究極の燃料である水素について、積雪寒冷地域での利用を検討している。
その一環として、副生水素が豊富で、道内でも有数の水素供給可能地域である室蘭市、登別市近郊で寒冷地調査を行うことを計画している。

室蘭市では地球環境にやさしい水素エネルギー社会を実現するための取り組みを地域ぐるみで進めており、室蘭を新しいエネルギー社会のモデルタウンとして世界中に情報発信を行うとしている。

(webCG)

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