【スペック】全長×全幅×全高=4755×1770×1450mm/ホイールベース=2850mm/車重=1610kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6DOHC24バルブ(315ps/6800rpm、36.5kgm/4800rpm)/価格=380万1000円(テスト車=462万9200円)

日産スカイライン350GT Type SP(FR/5AT)【ブリーフテスト】

日産スカイライン350GT Type SP(FR/5AT) 2007.02.20 試乗記 ……462万9200円
総合評価……★★★

新しい足まわり、ハイレスポンスなエンジンをひっさげて登場した新型「スカイライン」。もっともスポーティな「Type SP」で、その走行性能を試す。そして気になるアクティブステアの感触は?

「GT」のコンセプトが定まっていない

まとまりのいいスタイリングに適度なサイズをもつFRセダンとして、日産にとっては重要なモデルが「スカイライン」。今回のモデルチェンジでボディはさらに剛性感を増し、内装もしっかりした造りの良さは認められる。この基本を大切にして育っていってほしい。しかしチューニングはまだまだこれからで、課題は山積していると感じられる。
4WASはオプションで正解。日産もこんなことやってますという技術チャレンジはアピールできる。生産化していく段階で技術は進化していくから、実験開発レベルよりは進んでいる、これからのチューニングに期待する。

思うに、「GT-R」ではないただの「GT」をどういう性格のクルマにするか、という明確なコンセプトが見えないというか、目標が定まっていないのではないだろうか。
巷の期待はGT-RがBMWの「M」であるならば、GTはせめて「320」とか「530」などフツウのBMW並みのスポーティなFRセダンのレベルは確保してほしいところ。実用車はFFの「ティアナ」などに任せておけばいい。日産がBMWに対して優位な点があるとすれば、FF、FR両方の車種構成をもっていることだろう。FRなりの性格分けを選べるはずだ。

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