【スペック】 全長×全幅×全高=4431×1904×1252mm/ホイールベース=2650mm/車重=1560kg/駆動方式=4WD/4.2リッターV8DOHC32バルブ(420ps/7800rpm、43.6kgm/4500〜6000rpm)(欧州仕様)

アウディR8(4WD/2ペダル6MT)【海外試乗記】

スポーツカーでも、“らしさ”を失わない 2007.02.08 試乗記 アウディR8(4WD/2ペダル6MT)

2003年のコンセプトカー「ルマン・クワトロ」発表からおよ3年半の時を経て市販された「R8」。同社初の量産ミドシップスポーツカーのフィーリングを確かめるべく、アメリカ・ラスベガスで試乗した。

日常性に配慮したスポーツモデル

ルマン24時間レースで伝説的な連勝記録を作った名レーシングカーと同じ名前を戴く、アウディ初の本格ミドシップスポーツカー「R8」。このクルマは、2003年のフランクフルト・モーターショーで初披露され、その後東京でも展示されたコンセプトカー「ルマン・クワトロ」の市販バージョンである。

実際、基本フォルムは内外装ともにほとんどそのままと言っていいほどだ。
しかしエンジンは最高出力610psを誇ったルマン・クワトロのV型10気筒5リッターFSIバイターボではなく、「RS4」譲りのV型8気筒4.2リッターFSI(420ps)に置き換えられている。

アウディによれば、ライバルと見据えるのはフェラーリやランボルギーニなどのスーパースポーツではなく、より日常性に配慮したスポーツモデルだという。なにしろプレゼン資料には、「シート後方の90リッターのスペースにゴルフバッグが2つ入る」と高らかに謳われているくらいなのだ。

要するにその最大のライバルは、こちらはゴルフバッグを積むのは厳しいとはいえ、やはり「ポルシェ911カレラ4」ということになるのだろう。そこにアウディらしいデザインそしてテクノロジーで勝負を挑もうというのが、このR8である。

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