燃料電池のクルマに乗れる! ホンダがエコな特別授業を開催

2007.01.30 自動車ニュース
燃料電池車に乗れる! ホンダがエコな特別授業を開催

燃料電池のクルマに乗れる! ホンダがエコな特別授業を開催

2007年1月28日、子供たちを対象とした「Honda燃料電池自動車教室」が東京のHondaウエルカムプラザ青山で開催された。


燃料電池車に乗れる! ホンダがエコな特別授業を開催
ホンダの燃料電池自動車、「FCX」。
燃料電池車に乗れる! ホンダがエコな特別授業を開催

■「FCXはいくらで買えるんですか?」

燃料電池自動車は、水素と酸素から電力を作りながら走る。走行中に排出するのは水だけで、排ガスは一切出ない。エコロジーなクルマといわれるゆえんだ。
今回ホンダは、同社が開発を続けている燃料電池自動車への理解をいっそう深めてもらおうと、特別授業を開催。全国から抽選で選ばれた3組の小学生とその家族が参加した。

先生役をつとめたのは、ホンダで開発を担当している藤本幸人上席研究員。
大型スクリーンに紙芝居風のアニメーションを映しながら、「地球温暖化の問題」「原因となるCO2の削減」、さらに「自動車メーカーの役割」と、燃料電池自動車開発を必要とする背景を説明した。

やがて「ホンダFCX」が紹介されると、子供たちから「FCXはいくらで買えるんですか?」との質問。「まだカンタンには買えない値段で……」と先生も困惑ぎみ。将来「生徒」たちがこのクルマを使えるかどうかは、「先生」の頑張りにかかっている!?
(ホンダ広報部によると、「FCX」1台あたりの価格は“億単位”!)

みんな注目のなか、ミニチュアの燃料電池車がトコトコ。
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試乗に出て行く現行型の「FCX」。
参加家族を順番に乗せては、ホンダ本社周辺をまわった。
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会場には、2005年の東京モーターショーに展示された燃料電池自動車「FCXコンセプト」の姿も。
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■体感もできます!

座学に続いては、体験コーナー。
子供たちは、電極つきの水槽を使って水を電気分解。水素を作ったり、その水素から電気を作ったりと、燃料電池の働きを実験した。さらに、燃料電池自動車のミニチュアカーも走らせてみた。
この日のハイライトは、実物の燃料電池車「FCX」に試乗できたこと。
10分ほどの同乗走行だったが、試乗を済ませた子供たちの口からは、「音が静かで、普通のクルマよりも良い感じ」「また乗ってみたい」といったポジティブな感想が聞かれた。

約2時間の授業は、あっという間。最後に参加者ひとりずつが感想を述べた。藤本研究員も「子供は反応がとてもストレート。私のほうが車両開発への力をもらえた気がする」と満足気。
次期型「FCX」は、2008年の公開を目指して日々開発が進められているとのことだった。

教室のほうもこれで終わりではなく、次回は2月18日の開催を予定している。以後ツキイチのペースで開催することは決まっているそうなので、興味のある方はホンダのホームページをチェックしておくといいだろう。

(webCG 関)

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