日産:「380RS」と「GT-R」で、2007年も熱い!【東京オートサロン07】

2007.01.16 自動車ニュース
【東京オートサロン2007】日産:「380RS」と「GT-R」で、2007年も熱い!

【東京オートサロン07】日産:「380RS」と「GT-R」で、2007年も熱い!

チューンドカーと走り屋の神様、日産。ここ数年は「モダンリビングインテリア」などとお洒落男子方向に自分をシフトさせようとしていたが、オートサロンといえばやっぱり日産でしょう! 全国の不良オジサンとその子供たちの期待を一手に引き受け、今年も日産はやってくれたのである。

「フェアレディZ」07モデルのエンジンはVQ35HRユニットに換装され、313psを発生する。(写真は「Version NISMO」)
【東京オートサロン2007】日産:「380RS」と「GT-R」で、2007年も熱い!
プレスデイには「フェアレディZ」開発責任者の湯川伸次郎氏と、評価ドライバー加藤博義氏のトークショーが行われた。
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■「Z」祭り

待望の「日産GT-Rコンセプト」の展示こそなかったが、ブースは「フェアレディZ」祭り。まずは「スカイライン」のVQ35HRエンジンを搭載し、とうとう313psの大台へ乗った07年型(Zはポルシェのようなイヤーモデル制を敷いている)でジャブを放つ。エンジンがかさ上げされたためにボンネットが膨らんでいるのを、「往年のS30オマージュ」とするのは少し苦しいが、どうせ膨らませるならば昔のシェイプで、という気概にはひとまず納得。

そしてその横には「Version NISMO」(バージョンニスモ)を展示。
これはエンジンこそノーマルと同じVQ35HRながら、NISMOが実際に風洞実験を繰り返して開発した「効くエアロ」を装着。ボディ面では溶接面積を増やしたり、YAMAHA製の「パフォーマンスダンパー」(ボディへの入力を効果的に減衰させるボディ用ダンパー)などを追加したもの。
ちなみにバージョンNISMOは、開発がNISMOで生産はオーテックが行うそうだ。持ち込み登録が必要な「改造自動車」であるが、通常の日産車と同じくディーラーで購入できてアフターサービスも受けられるカスタムカーである。

「フェアレディZ Version NISMO Type 380RS-Competition」
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発売されたばかりの新型「スカイライン」もエアロパーツをまとって登場。
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■本物のレーシングマシンが買える!

そしてその斜め右前には……なんと車両価格2625万円(!)の「Version NISMO Type 380RS-Competition」。「CONCEPT」じゃなくて「Competition」、わかるだろうか。つまりこれはスーパー耐久のSTクラス1といったプロダクションレース用のマシンなのである。購入者が「ニュルブルクリンク24Hレースに出たい!」と言えば、NISMOがレースレギュレーションにあわせたバージョンアップを行ってくれるそうだ。

ルックスはバージョンNISMOのリアバンパーをそのまま採用しており、エンジンフードには冷却用のエアスクープを追加。フロントバンパーは似た形状ながらも、さらに空力を煮詰めたシャープなノーズとなっていた。

エンジンはその名の通り3.8リッターで、最高出力は400ps以上。最大トルクは43.0kgm以上を発揮するという。制御はモーテックで行うという“本物”のレーシングマシンである。

日本未導入の「マイクラC+C」も展示された。
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■380RSは夏に発売

しかし、前回のオートサロンで出展した「Z-Tune GT-R」(といい、その価格帯に「現実味がない!」という声があがるのも当然予想できる。これについては、「380RS」という名のディチューン版(といっても6連スロットルをノーマルスロットルに変更し、ロードユースを可能としたもの。ちなみに外装はほぼ同じかたちで登場予定!)が、今年の夏頃発売予定ということだからご期待あれ。

380RSの価格は当然発表されていないが、次期GT-R(700万円クラスと予想される)に対して安価であるというのは想像に難くない。ピュアスポーツ不在の世の中にあって、FRでしかもNA、レーシングテクノロジー満載の一台が出るというのは、やっぱり嬉しいことだ。

ブース自体も高いクオリティを持っていた日産。2007年も熱い。

(文=山田弘樹/写真=webCG/2007年1月)

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