【スペック】 V8 AWD:全長×全幅×全高=4850×1860×1495mm/ホイールベース=2835mm/車重=1880kg/駆動方式=AWD/4.4リッターV8DOHC32バルブ(315ps/5950rpm、44.9kgm/3950rpm))/価格=840.0万円(テスト車=844.0万円/クリーンゾーン・インテリア・パッケージ:車内自動換気システム/アルミニウム・パネル/本革巻シフトノブ/天然ゴム製フロアトレーセット/ラゲッジトレー)

ボルボS80 3.2(FF/6AT)/V8 AWD(4WD/6AT【試乗記(前編)】

プレミアムもスポーティも北欧流(前編) 2007.01.10 試乗記 ボルボS80 3.2(FF/6AT)/V8 AWD(4WD/6AT)
……640.0万円/844.0万円
ボルボのフラッグシップ「S80」は、フルモデルチェンジで新しいV8エンジンを得た。いよいよラクシュリー&スポーティの最前線で真っ向勝負か、と思いきや、北欧的価値観は頑固に貫かれていた。

独自の価値観

ボルボのデザイン革新も、ひと回りしてすっかり定着したようだ。先代のS80が登場した時にはイメージを一新したフォルムに戸惑ったものだけれど、今ではラウンドしたショルダーを強調したふくよかな形状はボルボのアイデンティティだと感じられる。「S40」、「V50」はコンパクトなサイズの中でよくボリューム豊かな新デザインを適用できたものだと思っていたが、新しいS80はむしろS40のデザイン手法を取り入れたように見える。その結果、少しだけ筋肉質なカラダを手に入れて、引き締まった表情を得たのだ。

見た目だけではなくて、実際にS80にはたくましい筋肉がついた。新しく採用されたV8エンジンである。ボルボらしからぬハイパワースペックを誇るこのパワーソースが今回のモデルチェンジの大きなウリとなっているのだ。すでに「XC90」に搭載されていたものだけれど、セダンボティでどう実力が引き出されるか、大きな期待があった。

長崎で行われた試乗会での商品説明会では、「他メーカーに追いついた点と、他メーカーから未だに追いつかれていない点」がある、とレクチャーがあった。「追いついた点」というのはエンジンスペックのことであり、「追いつかれていない点」が安全装備であることは言うまでもない。
もうひとつ強調されていたのは、「ドイツメーカーとは明らかに異なるアプローチ」をしているということである。北欧の価値観として人間尊重、人と自然との調和などを挙げ、その帰結として安全性や環境への配慮が重視されると説明している。そして、厳しい冬を耐え、短い夏を楽しむためのクルマ作りを行っていると説くのだ。ドイツ車全盛の中で独自の価値観を貫こうとする、その言やよしである。

「V8 AWD」の内装
「V8 AWD」の内装
【スペック】
3.2:全長×全幅×全高=4850×1860×1495mm/ホイールベース=2835mm/車重=1700kg/駆動方式=FF/3.2リッター直6DOHC24バルブ(238ps/6200rpm、32.6kgm/3200rpm))/価格=640.0万円(テスト車=同じ)
【スペック】
    3.2:全長×全幅×全高=4850×1860×1495mm/ホイールベース=2835mm/車重=1700kg/駆動方式=FF/3.2リッター直6DOHC24バルブ(238ps/6200rpm、32.6kgm/3200rpm))/価格=640.0万円(テスト車=同じ)

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