【スペック】 全長×全幅×全高=4850×1820×1465mm/ホイールベース=2855mm/車重=1970kg/駆動方式=FR/3リッターV6DOHC24バルブ・コモンレールディーゼルターボ(211ps/4000rpm、55.1kgm/1600〜2400rpm)/価格=840万円(テスト車=859万4565円/ガラススライディングルーフ=16万8000円/ETC=2万6565円)

メルセデス・ベンツE320 CDIアバンギャルド(FR/7AT)【試乗記】

ガソリンモデルよりメルセデスらしい 2006.12.26 試乗記 メルセデス・ベンツE320 CDIアバンギャルド(FR/7AT)
……859万4565円
ついに日本導入を果たした、メルセデス・ベンツ「Eクラス」ディーゼルエンジンモデル。55.1kgmの大トルクを発生する新世代ディーゼルに試乗。その走りの魅力とは?

新世代ディーゼルの魅力とは?

ディーゼルについて、まず思い浮かぶのが燃費の良さ。よって経済性こそがメルセデス・ベンツ「E320CDIアバンギャルド」の最大のセールスポイントなのだ……というのは、実は多分間違っている。だってこの車両価格である。確かに高速道路主体であれば燃費はリッター当たり10kmを軽く上回るとは言え、大抵の場合は、「E300」でも買っておいたほうが手放すまでのトータルコストは安くなるに違いない。

ではこの新世代ディーゼル車、何が魅力なのかと言えば、僕は走りをこそ一番に挙げたいと思う。決してそれはマニアックなものではない。乗り込んでアクセルを踏み込もうとした時点で、まずは誰もがきっと、その圧倒的なまでに充実したトルクに驚きの声をあげるはずだ。

感覚としては、アイドリング状態から回転上昇を待つまでもなく即座にトルクがもたらされ、車体が前に進み出すかのよう。だから右足を深く踏み込むまでもなく、まさに踏み始めたその時点から違いがハッキリ認識できる。都心部を這い回るだけならペダルストロークの半分まで使うことすら滅多に必要とはならない。

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