第3回:山田先生、「シトロエンC2」を教えて!(その3)〜山田先生のお墨付き!

2006.12.23 エッセイ

第3回:山田先生、「シトロエンC2」を教えて!(その3)〜山田先生のお墨付き!

マリア・ファッションの処女インプレッションはいかがでしたか?
なにしろクルマ知識ゼロから自動車ライターを目指すという、とんでもない暴挙。どうなることかと心配でしたが、なんとも斬新なリポートができ上がりました。
さっそくインストラクターを務めてくれたマタンキーこと山田弘樹さんに見てもらったところ、ガンダム用語の使い方にクレームはついたものの、なかなかの評価。最初の関門を突破、マリアには才能があるのかも……。

■「シャアのような美女」は苦しい……

シトロエンC2を美女、しかも「素敵女子」というコトバで表現する豪快な切り口には、今までの女性自動車ライター陣にはない「若さ」と「無知ゆえの鋭さ」があると思います。まずここが素晴らしい。

ただし「赤い彗星・シャア」は男子ですから、「シャア・アズナブルのような高貴な雰囲気を醸し出している、美女」というはチト表現が苦しい。「赤=シャア」と短絡的に結びつけたツケとでもいいましょうか。だったらその妹である「セイラ・マス」もしくは「アルテイシア・ソム・ダイクン」(本名)ならいいのか!? というとこれも違うので、結局この表現ではつかみはNG! になると思います。あぁ惜しい。

■欲しいのは「稚拙ながらもリアル」

全体的に、まだまだクルマの分析能力よりも「コトバのチカラ」に頼っている感もムンムンします。これは経験が少ないから当たり前ですが、きっと僕らが欲しいのは「稚拙ながらもリアルな視点」ですから、そこをもう少し出せれば良かった。

たとえばシートのホールドがガッチリしているのならば、それがどのような状況で効くのかを「マリア視点」で語ってほしい。僕らはついつい「タイトなコーナーではサイドサポートの張り出しが効いたシートがきっちりと体をホールドしてくれる。だが、そのアタリは非常に柔らかくいかにもシトロエン的で、日常においても……」なんて何万年も前から言い古されたことを書いてしまいます。

■がんばれ、素敵女子

でも彼女なら「好みの“ギャル男君”をシートベルトで縛り付けた瞬間、『あぁ、マリアちゃんって大人の女な感じ……』と目を潤ませるだけの、優しくもS淑女的なホールド感があるのだ!」とかやってほしい。少なくとも、それができる数少ない存在になれる芽は持っている、と今回感じました。

とにかく言いたいのは、経験を重ねた末に、僕らと同じ「量産型ザク」(従来型ライター)になっていた……なんてオチだけは付けないようにしてね! ということ。突拍子もない表現の裏に隠された緻密な分析なんてもんができるようになったら、「女版・渡辺敏史さん」になれると思います。美貌はバッチリの「素敵女子」なんだから、ガッツリがんばってください!

★マリアから一言

「うんうん」とうなずくところばかりですね。文章を書いているうちにのってきちゃって、勢いで押しちゃっているところもお見通しのようで……。さすが先生、おっしゃるとおりです。
「シャア」のたとえも、自分では満足していたんですが、性別を間違えてしまうとは……バカっ!バカバカバカッ!(ぽこぽこ)
“突拍子もない表現”というのはホメ言葉ですよね? うれしいっ! もっともっとクルマの勉強をしてがんばっていきます!
(この回終わり)

(文=山田弘樹/写真=岡村昌宏/2006年12月)

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マリア・ファッション

マリア・ファッション

名古屋学芸大学でファッションについて学ぶ、現役女子大生グラビアアイドル。 1984年5月30日生まれ、身長158cm、BWHは86(F)/60/84で、マイカーは「日産マーチ」。 なお事務所の社長は、かの「ローバー美々」である。 『ゴールデンスロット』(びわ湖放送他)にレギュラー出演中。 2006年11月22日にはバリで撮影したファーストDVDが発売される。