ヨコハマの環境貢献タイヤ第一弾、「DNAデシベル・スーパーE-spec」発表

2006.12.15 自動車ニュース

ヨコハマの環境貢献タイヤ第一弾、「DNAデシベル・スーパーE-spec」発表

横浜ゴムは、環境性能をさらに高めたエコタイヤ「DNAデシベル・スーパーE-spec」を、2006年12月14日に発表した。


横浜ゴムの環境貢献活動のスローガン「エコモーション」。タイヤだけでなく、同社のその他の商品、取り組みなどすべてに当てはまる。

■転がり抵抗だけでなく、環境負荷も低減

横浜ゴムの環境貢献活動「エコモーション」の一環として、燃費向上を掲げた「DNA」ブランドから、従来品(DNAデシベルES501)よりさらに環境負荷を低減したタイヤが登場した。

パターンはDNAデシベルES501のものを踏襲。静粛性、ウェット&ドライ性能などはそのままに、転がり抵抗を大幅に低減したというのが新しいタイヤ「DNAデシベル・スーパーE-spec」の特徴だ。

トレッド部の天然ゴムにオレンジオイルを配合した新コンパウンド「スーパーナノパワーゴム」を採用、転がり抵抗を従来品より低くしたのに加え、オイル自体の発熱によりグリップ力アップが図られた。

また、タイヤ内側にあるインナーライナーにプラスチック素材を配合することで、空気漏れを効果的に抑制。空気圧の低下による燃費悪化を防ぐとともに、ライナーの厚みが従来の約5分の1となることで、軽量化も果たしたと謳われる。


横浜ゴムの南雲忠信社長(左)と、レーシングドライバーの片山右京。片山選手は2007年1月のダカールラリー2007に、横浜ゴムのサポートを得て参戦する。
参戦車両は天ぷら油を精製したバイオ燃料で走る「トヨタ・ランドクルーザー100」。天ぷら油のリサイクルだけでなく、少ない黒煙や硫黄酸化物の排出量で、優れた環境性能を訴えるもくろみだ。

性能以外の部分でも環境を意識し、合成ゴムを天然ゴムに、石油系カーボンを石炭系カーボンにするなどされた。原材料の多くを非石油系資源に切り替えることで、地球環境に貢献しているタイヤであることをアピールする。

発売は2007年夏の予定。サイズは、195/65R15、185/65R15、195/55R16の3サイズ限定、すなわち「トヨタ・プリウス」「ホンダ・シビックハイブリッド」の純正タイヤサイズである。

(webCG 本諏訪)

横浜ゴム:
http://www.yrc.co.jp/

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