世界初、ウィリアムズ・トヨタも走った!「トヨタモータースポーツフェスティバル2006」

2006.11.27 自動車ニュース

世界初、ウィリアムズ・トヨタも走った!「トヨタモータースポーツフェスティバル2006」

2006年11月26日(日)、2007年の「F1日本グランプリ」開催が決定したトヨタのホームコースである富士スピードウェイにて、ファン感謝イベント「トヨタモータースポーツフェスティバル2006」が開催された。

■F1マシンのスペシャルランをメインに

当日の富士は朝からどんよりとした曇り空。それでも気温はさほど低くなかったが、なんとかこのままもってくれればという、その場に居合わせた者全員の願いは届かず、午前10時45分に始まったオープニングセレモニーの途中から、ポツポツと雨滴が落ちてきた。
しかしグランドスタンドをほぼすべて埋め尽くした観客にはいっこうに動じる気配はなく、これから始まるプログラムへの期待を募らせているように見えた。

「トヨタ2000GT」および「スポーツ800」のオーナーズクラブの協力によるパレードを皮切りに始まったサーキット上のプログラムは、F1マシンのスペシャルランをメインイベントとして、フォーミュラ・ニッポンやスーパーGTの模擬レース、2シーターフォーミュラ同乗走行、ドリフトエクストリーム、そして異種格闘技走行など。

このうち「異種格闘技走行」というのは、F3とスーパーGT、そしてF1とモトGPマシンという、世界最高峰の四輪と二輪のレーシングマシンがコース上で対決するというもの。

後者の対決ではラルフ・シューマッハー選手が今季のF1マシンである「TF106」をドライブし、ヤマハのライダーである“ノリック”こと阿部典史選手が、同じく今季のモトGP用マシンである「YZR-M1」を駆ったが、富士スピードウェイ自慢のロングストレート上での加速競争では、F1が勝利を収めた。

メインイベントとなるF1スペシャルランはラルフとTF106に加え、サプライズとして来季からトヨタエンジンが供給されるウィリアムズ・トヨタを、同じくウィリアムズのテストドライバーに抜擢された中嶋一貴選手がドライブした。

ウィリアムズ・トヨタが公の場に登場するのは、本邦どころかこれが世界初。あいにくの天候にもかかわらず駆けつけたファンにとっては、またとないプレゼントとなった。

なお、このF1スペシャルランをはじめとする「トヨタモータースポーツフェスティバル2006」は、後日『webCG』で動画リポートを公開する予定。お楽しみに!

(文と写真=田沼 哲)

世界初、ウィリアムズ・トヨタも走った!「トヨタモータースポーツフェスティバル2006」の画像

トヨタが所蔵するオープン仕様の「2000GTボンドカー」と、2000GTを実際に製作したヤマハの所蔵車である金色の2000GTを先頭に、オーナーズクラブのメンバーの2000GTおよび「スポーツ800」がホームストレート上に整列。

トヨタが所蔵するオープン仕様の「2000GTボンドカー」と、2000GTを実際に製作したヤマハの所蔵車である金色の2000GTを先頭に、オーナーズクラブのメンバーの2000GTおよび「スポーツ800」がホームストレート上に整列。

2000GTボンドカーの助手席に乗り、オープニングパレードに向かうラルフ。ステアリングを握るのは、かつて2000GTや「トヨタ7」を駆って活躍した元トヨタワークスの大坪善男氏。日本を舞台にした映画『007は二度死ぬ』のロケ撮影で、実際に2000GTボンドカーのスタントドライバーを務めたのも、じつはこの大坪氏だった。

2000GTボンドカーの助手席に乗り、オープニングパレードに向かうラルフ。ステアリングを握るのは、かつて2000GTや「トヨタ7」を駆って活躍した元トヨタワークスの大坪善男氏。日本を舞台にした映画『007は二度死ぬ』のロケ撮影で、実際に2000GTボンドカーのスタントドライバーを務めたのも、じつはこの大坪氏だった。

1999年のルマンで2位に入賞した「トヨタTS020」は、その際のドライバーだった片山右京氏がドライブした。ヒストリックマシンのデモランが、これとGT仕様のスープラだけだったのは、少々寂しかった。

1999年のルマンで2位に入賞した「トヨタTS020」は、その際のドライバーだった片山右京氏がドライブした。ヒストリックマシンのデモランが、これとGT仕様のスープラだけだったのは、少々寂しかった。

「異種格闘技走行」でバトルを展開するラルフの「TF106」とノリックの「YZR-01」。コーナリングスピードに勝るF1のラルフが、カウンターを当てながらノリックをアオっている。

「異種格闘技走行」でバトルを展開するラルフの「TF106」とノリックの「YZR-01」。コーナリングスピードに勝るF1のラルフが、カウンターを当てながらノリックをアオっている。

中嶋一貴選手によってデビューランを披露したウィリアムズ・トヨタ。あいにくのウェットコンディション、慣れないF1とあってかスピンするシーンも見られたが、本人によれば「コースにこぼれていたオイルに乗ってしまったため」とのことだった。

中嶋一貴選手によってデビューランを披露したウィリアムズ・トヨタ。あいにくのウェットコンディション、慣れないF1とあってかスピンするシーンも見られたが、本人によれば「コースにこぼれていたオイルに乗ってしまったため」とのことだった。

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