【ダカール2007】打倒三菱!? バタネン、サインツらを擁するフォルクスワーゲン

2006.11.22 自動車ニュース

【ダカール2007】打倒三菱!? バタネン、サインツらを擁するフォルクスワーゲン

2007年ダカール・ラリーの大会概要が、2006年11月16日、主催団体ASOによってフランスで発表された。
同会場の別室では、フォルクスワーゲン・モータースポーツのトゥアレグチームが会見を行い、総合優勝最多の4度、2年ぶりに参戦するアリ・バタネンや、前回大会で総合2位を射止めたジニエル・ドゥ・ヴィリエらが登場した。

■前哨戦でトラブルが続出したが……

前回大会の前半では、常勝の三菱勢を押さえ込むほどの快走をみせたVWトゥアレグ。今回のドライバーは、バタネン、ドゥ・ヴィリエに加え、世界ラリー選手権(WRC)で2度タイトルを獲得しているカルロス・サインツ、そしてマーク・ミューラーという、昨年より1台少ない4台で挑む。

「前大会直後にチーム一丸となって、トラブルや改善点をあげてテストを繰り返し、マシンの性能向上に努めてきた。スピードも増し、経験豊富なドライバーもメンバーに加わって、トータルパッケージはパワーアップ。より勝利に近付いた」と、VWモータースポーツのクリス・ニッセン監督は力を込めた。

が、前哨戦となるUAEデザート・チャレンジ(11月5〜10日)で、サインツはドライブシャフトとサスペンション、バタネンはエンジンとギアボックスが壊れるなど、問題を抱えていることが露呈されてしまった。

「(ダカールまで)時間は残り少ないが、全力をあげて問題解決に取り組んでいる。大丈夫だ。三菱勢は尊敬できるチームで今回も強そうだが、モータースポーツでは勝つ保証はどこにもない」と、“今度こそ”と総合V奪取に意気込む。

前大会欠席のバタネンは、「再び参戦できることになって、とてもハッピーだ。チーム体制もしっかりしているし、マシンはパフォーマンスがある。ドバイ(UAEデザート・チャレンジ)ではトラブルも多少出たけど、それも挑戦だしチームを信頼しているよ。目標は表彰台、ダカールに到着することさ。三菱とは五分五分だと思うよ」。
54歳のベテランは余裕の表情で5度目の優勝を狙う。

(文と写真=野口友莉(YUYU))

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