モントーヤに続き、IRLチャンプのホーニッシュもNASCAR初参戦で大苦戦

2006.11.16 自動車ニュース

モントーヤに続き、IRLチャンプのホーニッシュもNASCAR初参戦で大苦戦

元F1トップドライバーのファン・パブロ・モントーヤに続き、2006年IRLインディカーチャンピオンのサム・ホーニッシュJr.もNASCARに参戦を果たした。
だが、巨漢のストックカーに大苦戦し結果は残せず……。F1、インディカーからNASCARへの転向が非常に難しいことが、またも実証された。

■NASCARではまったく通用しない

アリゾナ州フェニックスのフェニックス・インターナショナル・レースウェイ(1周1マイル=約1.6km)で2006年11月11日、NASCARブッシュグランドナショナルシリーズ第34戦「Arizona Travel 200」が開催された。
NASCAR最高峰ネクステルカップシリーズの事実上の前座レースであるが、ネクステルカップのトップドライバーの多くが、翌日日曜の本番の肩慣らしとして参戦している。

今回がブッシュ参戦3レース目のモントーヤは、予選11位につけるも、レース中に目立った走りは見られず、優勝したマット・ゲンゼスと同一周回の最後尾、20位に甘んじた。

そして、チーム・ペンスキーからNASCAR初参戦となったホーニッシュは、予選では27番手に沈み、レース中もアンダーステアが強く、コーナーの立ち上がりでコンクリートウォールに接触するなど、重くて動きがとても鈍いNASCARマシンに手こずるばかり。184周目には前車のスピンを避けきれずクラッシュしてリタイアとなった。

IRLがここフェニックスでレース開催していた際、ターン3〜4での華麗なるアウトサイドパスを見せていたホーニッシュも、NASCARマシンに乗るとまったくのルーキードライバーとなってしまうのだ。

レース後、ホーニッシュはTVインタビューに、「難しいね。(マシン挙動に対する考え方について)大きなチェンジをしないといけないみたいだ。でも、来週のホームステッドのレースのために、(コツを)つかんだから」と苦笑い。

F1、インディカーのドラテクは、NASCARではまったく通用しないようだ。

フロリダ州ホームステッドでブッシュ最終戦(11月18日)、ネクステルカップ最終戦(翌19日)が行われる。同レースでは、モントーヤがネクステルカップにデビューする可能性がある、とも報じられている。

(文=桃田健史(IPN))

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