アウディの最新スーパーカー「R8」、いち早くアメリカでキャッチ!

2006.11.10 自動車ニュース

アウディの最新スーパーカー「R8」、いち早くアメリカでキャッチ!

もう11月だというのに、ロサンゼルスには季節外れの眩しい太陽。まだ午前9時過ぎだが、気温は既に摂氏30度近くまで急上昇している。そんなLA郊外に、いきなりアウディのスーパーカーが出没した!




■「R8」や新「スマート」、新規導入車が続々と上陸

LAのダウンタウンから南へ10マイル(約16km)ほどに位置するトーランス。ここには、TMS(Toyota Motor Sales 北米トヨタ営業本拠)、アメホン(American Honda Motor 北米ホンダ営業本拠)を中心として、大中小様々な自動車関連企業が集まっている。
その街なかを、1台のキャリアカーが走る。と、その後部にあるのは…… 「あっ、アウディR8だ!」

2006年9月末、パリオートショーでのワールドデビュー時にジックリと拝んだ、アウディ初の、あのスーパーカーである。

ベースといわれる「ランボルギーニ・ガヤルド」のシャシーを90mmロングホイールベース化。「アウディRS 4」から換装した4.2リッターV8(420ps)をリアにミドマウントする。
ガヤルド同様にトランスミッションは2ペダル「Rトロニック」(ガヤルドの「Eギア」)で、当然4輪駆動のクワトロシステムを採用している。米デルファイ社製の磁性流体式可変ショックアブソーバーもオプションで装備できるようだ。

それにしても、どうしてこんな時期にこんなところにいるのか? パリでアウディ関係者に直接話を聞いた時、ドイツでの生産は07年2月、欧州販売が07年4月からと言っていた。アメリカへは早すぎる上陸だ。

よく見ると、ナンバープレートは横一列に数字が並び、左サイドにはEUの星マーク。その中に「D」(ドイツナンバー)の文字。ボディサイドにカーボン地部分があるカーボン仕様車だ。
つまり、これはパリの展示車か、それともプリプロ(プリプロダクション:量産前のテスト車両)だ。

それにしても、なんと無防備に輸送されていることか。
独ネッカーズウルム工場を出発し、米ロングビーチ港に着いた直後で、これからVW/アウディのカルフォルニアデザインスタジオなどの関連施設に向かうのだろうか?あるいは、ここからクルマで2時間程の砂漠、デスバレーで耐熱試験の最終調整でもするのか? それとも、アウディのディーラーミーティングでもあるのか……。
アメリカでも大注目の1台なだけに、期待と謎が頭の中をグルグルと巡る。

そういえば、この先のレドンドビーチの路上で、08年に北米導入が決定しているメルセデス生産の新型「スマート」の覆面テスト車両も目撃されている。
スーパーカーやAセグメント、アメリカ新規導入のクルマたちの動きがドンドン活発になってきているようだ。

(文=桃田健史(IPN))

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