スズキの軽「セルボ」、8年ぶりに復活

2006.11.07 自動車ニュース

スズキの軽「セルボ」、8年ぶりに復活

スズキは、新しい軽モデルで「セルボ」の名を復活させ、2006年11月7日に発売した。




■「スタイリッシュでスポーティ」な軽

「セルボ」といえば、1977年に初代がデビュー、4代目「セルボモード」を最後に、1998年10月の軽規格改正と同時に一度は消滅した名前だ。

今回、8年ぶりに復活した新型“5代目”セルボは、「アルト」や「ワゴンR」ほどベーシックに振れず、箱型トールワゴンでもなく、「MRワゴン」や「ラパン」ほど“カワイイ”に徹していない、「スタイリッシュでスポーティ」(プレスリリース)なモデルというポジション。規格に縛られている軽、バリエーションを増やし、少しでも多くの顧客の心をつかみたい。

ワゴンRなどのプラットフォームをベースに、既に実績のある「K6A型」の直3NAorターボと、4段ATを搭載。FFに加え4WDも揃える。価格は、103万7400円から137万5500円まで。月の目標販売台数を5000台に設定、売れ筋「ムーヴ」を一新したダイハツに一矢報いたい。


S字のインパネがインテリアの特徴。

■「夜景」テーマのカラーリング

新型セルボの外観デザインは、前後に丸みをつけつつ、切れ上がるサイドラインやフロントランプでシャープさを出し、メリハリをつけているのが特徴だ。
ボディカラーは「夜景」をテーマとした7色。「ビーナスゴールドメタリック」こと金、「ジュエルパープルパールメタリック」こと紫などを設定するあたりに顧客ターゲットの顔が見えなくもない。

サイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1535-1545mm、ホイールベース=2360mmと、多くの立体駐車場で入庫可能な高さとした。


後席は分割可倒式。ちなみに天井はイヤなニオイを吸着して分解する消臭天井とか。

インテリアは、黒基調で落ち着いた感じ。乗員を包み込むようにラウンドした空間がセリングポイントだ。インパネは微妙に波をつけたS字型で、重なり合ったやわらかい葉(リーフ)をイメージして開発したというシボ(シワ)が配される。前席はセミバケットシートとしスポーティさを演出した。

0.66リッターのNAは54ps、6.4kgm、インタークーラー付きターボは60ps、8.5kgmを発生。いずれもシフターを前後することでマニュアル感覚の操作ができる4段ATを組み合わせる。


リッド付きインパネボックス(写真)など、収納スペースを各所に配置。

前マクファーソンストラット式、後ITL(アイソレーテッド・トレーリング・リンク=左右のトレーリングリンクを結んだもの)式のサスペンションは最適化が図られ、ステアリングギア比はクイックに振るなど、ファインチューニングもなされたという。

装備面では、各所に設けられた収納スペースに加え、Bluetooth対応ハンズフリーシステムを採用。機種が対応していれば携帯電話でワイヤレス通話ができるというのがポイントだ。

(webCG 有吉)


トランクルームの床部分に消音材を貼り、ロードノイズを低減したという。

スズキ「セルボ」:
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/cervo/


エンジンはNAとターボの2種類。




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