新型「GT-R」、気になるお値段をアメリカでのライバルからズバリ予測!

2006.11.03 自動車ニュース

新型「GT-R」、気になるお値段をアメリカでのライバルからズバリ予測!

2007年10月の東京モーターショーで量産型がお披露目されるという新型「日産GT-R」。搭載ユニットについて、日本の自動車専門各誌では、「3.7リッターV6+ツインターボで本決まり。最高出力は400ps以上!」と、まことしやかに報じられている。

こうした日本発の情報は英語ウェブサイト上にも溢れており、GT-R史上初の北米正式販売を待ち望むアメリカ人たちの気持ちを高揚させている。

■「GT-R」、認知度100%

筆者はここ数ヶ月、マスタング、ニッサンZ、ポルシェ、コルベット、フェラーリなど、アメリカ各地で開催されるユーザー参加イベントを取材し、ことあるごとに「GT-Rを知っていますか?」「GT-Rをどう思いますか?」「GT-Rのアメリカでのライバルは?」「GT-R、いくらだったら買いますか?」と、質問を投げかけた。

ザックリとその結果をまとめると、ほぼ100%のひとがGT-Rを知っていた。そして、GT-Rの凄さを認めるひとも多かった。

ライバル車としてもっとも多く挙げられたのが、ポルシェ。モデルについては、「911ターボ」「同カレラ4」「ケイマンS」など様々な意見があった。つまりは、ターボ、AWD、価格など様々な点でポルシェと比較した結果であろう。

事実、独ニュルブルクリンク・テストでのスパイフォトでは、新型GT-Rプロトと行動をともにする比較車両のポルシェターボの姿がクッキリと映し出されている。

■現実的なライバルはコルベット!

だが、新型GT-R生産台数の大部分がアメリカ市場に流れることを考えると、新型GT-Rには販売戦略上、ポルシェよりも現実的なライバルがいるべきだ。

「それが、コルベットZ06だ!」。同車にとっても技術的なライバルはポルシェターボだが、500ps/7リッターV8のアメリカンな大迫力とリーズナブルな価格設定がスポーツカー好きに魅力的にうつる。そのお値段は、7万〜7万3000ドル(約840〜876万円)。つまり、これが新型GT-R販売価格のベンチマークとなる。

2006年1月北米自動車ショー(通称デトロイトショー)において、新型GT-Rはアメリカで、高級ブランド「インフィニティ」ではなくGT-Rの伝統ブランド「ニッサン」で販売されることが発表された。そのため、インフィニティ車たちとの直接的な価格バランスを考慮することもない。

こうした状況を踏まえ、大胆にも新型GT-Rの販売価格(MSRP:Manufacture Suggested Retail Price/メーカー希望小売価格)を予想してみよう。

筆者はズバリ6万4000ドル(約768万円)と推測する。さらに、ライバルであるコルベットZ06の現状販売台数から見て、新型GT-Rのアメリカ市場での予測販売台数は約300台/月。日本国内販売と、日米を追って販売開始が予想される欧州市場を含めて、毎月の生産台数は500台前後になると考える。

以上、あくまでもアメリカ市場を軸とした予想である。正式な日本国内販売価格は2007年10月に公表されるはずだ。

(文=桃田健史(IPN))

 
新型「GT-R」、気になるお値段をアメリカでのライバルからズバリ予測!の画像

「シボレー・コルベットZ06」
 

	「シボレー・コルベットZ06」
	 

関連キーワード:
GT-R日産自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ニューヨークショー2018(日産) 2018.3.30 画像・写真 2018年の北米国際自動車ショーで日産自動車は、世界初の量産可変圧縮比ターボエンジンを搭載した4ドアセダンの新型「アルティマ」を世界初公開した。同時に展示された「ローグスポーツ」や「リーフ」「GT-R」なども合わせて、写真で紹介する。
  • BMW M5(4WD/8AT)【試乗記】 2018.4.19 試乗記 初代のデビューから30年以上の歴史を持つ、BMWのハイパフォーマンスセダン「M5」に試乗。6代目にして初めて4輪駆動システム「M xDrive」を採用した、その走りとは? 最高出力600psオーバーを誇るライバル車との比較を交えつつリポートする。
  • 第87回:目指したのは「海外でも通用する昭和」!? 2018.4.24 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第87回は「目指したのは海外でも通用する昭和!?」。元日産のチーフクリエイティブオフィサー・中村史郎氏のインタビュー第4弾。「GT-R」のデザインに込められた思いとは? カーデザインに対する中村氏のホンネが炸裂!
  • 第496回:いよいよ日本でもお披露目!
    新型「スバル・フォレスター」の詳細に迫る
    2018.4.19 エディターから一言 ニューヨーク国際自動車ショーでの世界初公開から遅れること12日、日本でもいよいよ新型「スバル・フォレスター」(北米仕様)がメディア向けに披露された。そこで発表された新たな情報と、2度の取材を通して記者が感じた、このクルマの印象をリポートする。
  • 第86回:クルマはドイツ的発想に支配された? 2018.4.17 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第86回は「クルマはドイツ的発想に支配された?」。元日産のチーフクリエイティブオフィサー・中村史郎氏にカーデザインのイロハを学ぶ企画、第3弾。グローバル化で、デザインはどう変わったのか!?
ホームへ戻る