巨大スポーツカー市場アメリカで、「日産GT-R」への期待高まる

2006.11.02 自動車ニュース
 

巨大スポーツカー市場アメリカで、「日産GT-R」への期待高まる

日産自動車のカルロス・ゴーンCEOが、「2007年10月デビュー」を名言した新型「GT-R」。アメリカでも日本とほぼ同じ時期に発売されると見られている。


写真は先の日産中間決算発表会で公開された、独ニュルブルクリンクを走るGT-R。
 

■「一刻も早く正規販売を!」

GT-Rは、初代ハコスカ、2代目ケンメリ、そして32/33/34の時代も、アメリカ正式上陸を果たしていない。しかし、“スーパージャパニーズカー”GT-Rには、アメリカでも多くのファンが存在している。

近年カルフォルニアで、32/33/34を並行輸入した業者がおり、タイヤメーカーの雑誌広告などにGT-Rが大きく登場することが多かった。しかし、同並行輸入業者が経営破綻した現在、「一刻も早く、GT-Rの正規販売を!」という願望が全米中から吹き上がっている。

日本国内では、現在販売されている多くの自動車雑誌が「新型GT-R、ニュル激走」の巻頭グラビア特集を組んでいる。
アメリカでは、新車・中古車情報の大手ウェブサイト「edmunds.com」のSpy photos/Hot Videosコーナーでニュルをテスト走行する新型GT-Rの雄姿が流れており、ファンのみならず、多くの自動車好きからアクセスが集まっている。

筆者は新型GT-Rとは別件で、10月中旬にドイツ・ニュルブルクリンクにいた。同地のノルトシュライフェ(北フルコース)でのIP(インダストリアル・プール=メーカー各社の合同テスト走行)には、世界各地から新型GT-Rのスパイショット狙いのために、雑誌、新聞、ウェブサイト関係者が大勢集まっていた。
これだけ多くの自動車メディア関係者が事前に新型GT-Rのニュルテスト情報をつかんでいることも不思議な現象だが……。

日産の決算報告会の会場の画面で大写しになっていた、「ニュルを走行する覆面新型GT-R」。巨大スポーツカー市場アメリカ進出で、日産自動車の救世主となるだろうか?

(文=桃田健史(IPN))

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