モントーヤ、注目のNASCARデビュー戦の結果は……

2006.11.01 自動車ニュース

モントーヤ、注目のNASCARデビュー戦の結果は……

F1からNASCARに転向した、ファン・パブロ・モントーヤ。注目のデビュー戦が、2006年10月28日(土)米テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パーク(1周0.75マイル=約1.0km)で行われた。

■「とにかく凄くワイルドなレースだネ」

モントーヤが出走したのは、ブッシュグランドナショナルシリーズの「Sam's Town250」。NASCARトップカテゴリーであるネクステルカップシリーズのひとつ下のクラスなのだが、ブッシュマシンはネクステルカップマシンとほぼ同じ仕様で、ネクステルカップのトップドライバーがダブルエントリーする程のハイレベルなレースである。

モントーヤのNASCARデビューには、全米レースファンから大注目され、NBCテレビの地上波で全米実況生中継された。

ゼッケン42番の「ダッジ・チャージャー」に乗り込んだモントーヤは、出走全43台中予選9番手をゲット。レーススタート後はトップ10前後での激しいバトルを繰り広げた。

しかし148周目、多重クラッシュが発生し、後方のジョンソン・ケラー(フォード・フュージョン)にプッシュされたモントーヤはスピン。マシンにダメージを負って30番手まで後退した。

その後252周のフィニッシュまでマシンをいたわりながら徐々に順位を挽回。結局、モントーヤはトップのケビン・ハービックと同一周回の11位でゴールした。

レース後、モントーヤはNBCテレビのインタビューに対して、「いやー、とにかく凄くワイルドなレースだネ。レース中、自分のペースを守って走らないといけないと感じたヨ」と言いながらNASCAR初戦の汗をぬぐった。

今回の結果について、NASCAR関連ウェブサイト上で、レース関係者やNASCARファンの多くは、「たとえF1トップドライバーでも、NASCARで最初から優勝争いができるわけはない。それほどNASCARは特殊なレースであり、厳しいレースだ」と冷ややかな感想が多い。

モントーヤは今シーズン中はブッシュグランドナショナルシリーズで修行を積み、来年はネクステルカップシリーズにフル参戦することが決定している。

(文=桃田健史(IPN))

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