ビアシオンが華麗なテクニックを披露、「ランチア100周年記念ランチアランチ」開催

2006.10.31 自動車ニュース

ビアシオンが華麗なテクニックを披露、「ランチア100周年記念ランチアランチ」開催

2006年10月29日、神奈川県の大磯プリンスホテルで「ランチアクラブジャパン」主催による「ランチア100周年記念ランチアランチ」が開かれ、全国から200台以上の歴代ランチア車が集まった。

■ビアシオンが「デルタS4」を駆る!

年に一度のランチア・オーナーの集いである「ランチアランチ」。今回で15回目の開催となるそうだが、今年2006年はランチア創立100周年の記念すべき年ということで、スペシャルゲストを迎えて盛大に行われた。

前の晩から降り始めた雨に関係者はさぞかし気をもんだことだろうが、開場時間である午前9時にはすっかり上がって雲間から太陽が顔を覗かせ始めた。

そんな空模様の下、古くは1951年式「アウレリアGT B20」から最新の「イプシロン」や「テージス」まで、200台以上の歴代ランチアが勢揃いした会場に、過給エンジン特有のくぐもったような排気音を響かせながら、1台の「ランチア・デルタS4」が登場した。

ギアチェンジの際の「プシュー」というブローオフバルブの作動音とタイヤのスキール音を響かせながら、自由自在にS4を操っていたのは、この日のスペシャルゲストであるミキ・ビアシオン氏。「デルタHFインテグラーレ」を駆り、1988年、89年と2年連続でWRCドライバーズタイトルを獲得した、往年のランチア使いである。

■元ピニンファリーナのチーフスタイリストも

そのビアシオンのデモランで幕を開けた今回の「ランチアランチ」。続いてのプログラムはビアシオン、現役のラリーストであり、ラリーショップ「オートスポーツイワセ」の代表でもある岩瀬晏弘氏、そして『NAVI』の高平高輝編集長によるトークショー。

さらにはもうひとりのゲストである、初代イプシロンを手がけた元ピニンファリーナのチーフスタイリストであるエンリコ・フミア氏のプレゼンテーションが行われた。

その後ランチを挟んで再びビアシオンが登場し、この日のメインイベントである「大デモラン大会」がスタート。クラブメンバーの所有する「ストラトス」「037ラリー」「デルタS4」「デルタHFインテグラーレ」を次々と乗り換えては、滑らせやすいよう水を撒いた特設コースで華麗なドライビングテクニックを披露し、喝采を浴びた。

ビアシオンはそうした走り屋仕様のクルマのみならず、「どノーマル」のテーマ、現行イプシロン、はてはミニバンの「ゼータ」までステアリングを握るというサービス精神を発揮。その手のクルマではまず見ることができないアクロバティックな姿勢で走らせ、ギャラリーを沸かせていた。

(文と写真=田沼 哲)


【Movie】WRCの覇者「ランチア・デルタ」が爆走!〜ランチア100周年記念ランチアランチ2006(その1)

【Movie】伝説の名車、「ストラトス」「037ラリー」登場!〜ランチア100周年記念ランチアランチ2006(その2)

ビアシオンが華麗なテクニックを披露、「ランチア100周年記念ランチアランチ」開催の画像

「ストラトス」「モンテカルロ」などのミドシップ・ランチアが並んだ一角。

「ストラトス」「モンテカルロ」などのミドシップ・ランチアが並んだ一角。

参加車両のなかでもっとも古い1951年式「アウレリアGT B20」。世界で初めて「GT」を名乗ったモデルである。

参加車両のなかでもっとも古い1951年式「アウレリアGT B20」。世界で初めて「GT」を名乗ったモデルである。

ファンのリクエストに応えてサインをするミキ・ビアシオン。素顔はとても気さくで温厚な感じだった。

ファンのリクエストに応えてサインをするミキ・ビアシオン。素顔はとても気さくで温厚な感じだった。

エンリコ・フミア氏は、先日発表されたばかりの、ランチア100周年を記念したデザイン・スタディ「ランチアJ」のモックアップを携えてやってきた。

エンリコ・フミア氏は、先日発表されたばかりの、ランチア100周年を記念したデザイン・スタディ「ランチアJ」のモックアップを携えてやってきた。

マルティニ・カラーの「037ラリー」を走らせるビアシオン。デモランはすべてオーナーをナビシートに乗せて行われた。

マルティニ・カラーの「037ラリー」を走らせるビアシオン。デモランはすべてオーナーをナビシートに乗せて行われた。

3列シートにフル乗車の「ゼータ」を“攻める”ビアシオン。

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