「ダウンサイジング」が止まる!? 米でガソリン価格高騰ひと段落

2006.10.27 自動車ニュース

「ダウンサイジング」が止まる!? 米でガソリン価格高騰ひと段落

ここ1ヶ月半程で、全米のガソリン小売価格はドンドン下がった。夏には1ガロン(3.785リッター)が3ドルを突破していたが、現在中西部などでは同2ドルを切るケースも見られるようになったのだ。

■アメ車に追い風?日本車に逆風?

これは、NY先物取引所での原油指標である、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)が値下がりしたことによるもの。WTIは一時の1バレル(159リッター)70ドル台から50ドル台後半へと大幅値下がりした。
こうした流れを受けて、米ビッグ3は「ホッと胸をなでおろしている」のが本音だろう。

では最近のトレンドである、V8→V6、またはDセグメントセダン回帰という“ダウンサイジング”の傾向は収束するのか?
アメリカ人ジャーナリストやカーディーラーでの声を拾ってみると、「ユーザーには、少し前のガソリン高騰の悪夢が強く頭の中に残っています。そうした恐怖観念から、ダウンサイジングはまだ止まらないはず」という意見が主流だった。

先日、OPEC(石油輸出国機構)が、原油減産の意向を表明したことから、全米のガソリン価格は再び上昇基調に入ると予想されている。
アメリカで売れるクルマの条件は、“燃費が第一”というトレンドは、当分続きそうだ。

(文=桃田健史(IPN))

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