GMとフォードの合併報道! しかしアメリカでは騒がれず……

2006.09.22 自動車ニュース

GMとフォードの合併報道! しかしアメリカでは騒がれず……

『オートモーティブニュース』(米国大手の自動車情報配信会社)の電子版と、『ウォールストリートジャーナル』電子版は、2006年9月18日、GMとフォードが合併に向けて今年7月に協議していたと報じた。

GM、フォード両社のCFO(チーフ・ファイナンシャル・オフィサー)が会合を持ったがその後進展はない、という。
会合の時期は、GMとルノー・日産の提携協議が報道された直後。GMはあらゆる選択肢を探っているようだ。

こうした報道に、日米欧の自動車関係者は、迫りくる“自動車業界戦国時代”を連想し、自社の経営/開発戦略の再構築を意識するのは当然だ。

が、GMとフォードのお膝元、アメリカの庶民にとって、今回の合併報道は、それほど刺激的ではなかった。
アメリカでは過去5年間程で、大手航空機会社や、大手電信電話会社の倒産、吸収合併が相次いでおり、それが自動車業界に起こったところで、別段驚くべきことでもないのだ。

「GMとフォードが合併したからといって、フォードのブランドがいきなりなくなることはないだろうし、ディーラーが潰れることもないだろう」、その程度の認識であろう。

今回の報道にもっとも敏感だった庶民は、自宅のパソコンにかじりついているネットトレーダー(個人投資家)かもしれない。

(文=桃田健史(IPN))

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