BMW、水素自動車「Hydrogen 7」を市場に投入

2006.09.14 自動車ニュース
 

BMW、水素自動車「Hydrogen 7」を市場に投入

独BMWは、水素とガソリン両方で走る「BMW Hydrogen 7(ビー・エム・ダブリュー・ハイドロジェン・セブン)」の市場投入を、2006年9月12日に発表した。
通常の市販車同様の開発プロセスを経ているという同車は、小規模量産され、2007年から米国など各国で選ばれたユーザーに届けられるという。



 

水素技術に力を入れてきたBMWは、スイッチひとつで水素とガソリンを切り替えることができる「7シリーズ」、「Hydrogen 7」を完成させた。

水素は環境にやさしい燃料として知られており、温室効果ガスの主役たるCO2(二酸化炭素)ゼロ、基本的に副産物は水のみ、石油と違って枯渇しない、など、持続可能性の高い次世代燃料として注目されている。

ノーマル7シリーズと遜色ない快適性や居住性を備えると謳われるHydrogen 7、パワーは260ps、0-100km/h加速=9.5秒、最高速230km/hというパフォーマンスの持ち主だ。



 

燃料タンクは、ガソリン74リッター、液体水素約8kgというボリュームで、両方を使った航続距離は約650km。水素供給用のインフラが未整備であっても走行できるというのがポイントだ(水素のみでは200km以上走る)。

ドライバーは、多機能ステアリングホイールに組み込まれた切り替えスイッチを押すだけで、水素からガソリンへの燃料供給を切り替えることができるという。

リリースに「化石燃料との決別は、少なくともBMWにおいては、BMW車を特徴づける『駆けぬける歓び』を犠牲にすることはありません」と付け加えるあたりが、BMWの水素自動車らしい。

(webCG 有吉)



 
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