【パリショー2006】シトロエンは「C4ピカソ」や新型ラリーマシンを先行披露

2006.09.12 自動車ニュース

【パリショー2006】シトロエンは「C4ピカソ」や新型ラリーマシンを先行披露

シトロエンは、2006年9月末から開催されるパリオートショー(9月28日〜10月15日)に出展する3台を、9月5日にパリ近郊のサン・クルー国立公園内の特設会場で報道陣に先行披露した。

■来年上陸予定、3列シート7人乗り「C4ピカソ」

新しいMPVの「C4ピカソ」は、2−3−2の3列シート7人乗りで、ルーフまで伸びるパノラマ・フロントをはじめとする広いガラスエリアが特徴だ。
シートはアレンジ性に富み、2列目はワンタッチで折りたため、3列目のシートも床下に格納可能、フラットで広いラゲッジスペースを確保する。

ステアリングでほとんどの操作ができるというマルチファンクションシステムも採用。また、縦列駐車が可能かどうか、フロントサイドのセンサーによって駐車スペースの広さを判断してくれる新テクノロジーも備えている。

ボディは全長4.59×全幅1.83×全高1.66mというサイズで、5座のミニバン、「クサラピカソ」とビックサイズ「C8」の中間に位置。これでシトロエンのMPVのラインナップは3モデルとなった。

搭載されるエンジンは、ガソリンが1.8リッター(127ps)と2リッター(143ps)、ディーゼルは1.6リッター(110ps)と2リッター(138ps)。トランスミッションはAT、5MTに加え新型6MTが組み合わされ、ラインナップは計6種類を揃える。
フランスでは10月にリリース。日本でも2007年に販売される予定だ。

■新型WRカー「C4 WRC」、ロウブがドライブ

2台目は来季WRCにワークス復帰するシトロエンの新マシン「C4 WRC」最終版。あわせてチーム体制の正式発表も行われた。

ラリー・ジャパンで前人未到の通算27勝目をあげたセバスチャン・ロウブ/ダニエル・エレナに加え、今年ロウブと同じクロノス・チームに在籍し、ポイントランキングでも3位につけているダニ・ソルド/マルク・マルティの2台が参戦する。

23歳のソルドは、当初「クサラ」での参戦をオファーされていたが、今年の活躍が評価されて新型C4が確定。本人も僅か数日前に知らされたという。

マシンの開発も順調に進んでいるようで、ロウブによると、クサラよりひとまわり大きいC4 WRCは「クサラよりコーナーで安定しているが、機敏性が劣るね。もっとも重要なことは、マシンをコンペティティブな状態にして来季をスタートさせることだ」とマシンの評価と課題を語った。

■斬新なコンセプトカー「C-メティス」

ラストはコンセプトカー「C−METISSE(C-メティス)」が登場。4人乗り4ドアクーペで、V6のハイブリッド・ディーゼルエンジンHDi、6ATを採用する。

左右後輪には各20psの電気モーターを装着。時速100kmまで6.2秒で到達、1000mのスタート・ストップは24.5秒というパフォーマンスを誇る。

カーボンボディとなっており、サイズは全長4.74×全幅2.0×全高1.24m。ホイールベースが3mで、特に後輪位置はリア、ギリギリになっている。

フロントドアはガルウィング式、リアも上部に持ち上がるなど斬新だ。各シートが独立しており、戦闘機のコックピットの雰囲気を漂わせている。

また、運転席まわりもシンプルに、各操作もステアリングでほとんど行える。洗練されたデザインのみならず、排ガス対策も充分考慮されているという。

(文=野口友莉)

【パリショー2006】シトロエンは「C4ピカソ」や新型ラリーマシンを先行披露の画像



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「C4 WRC」

「C4 WRC」

WRC 2007年シーズンを戦うチームメンバー。

WRC 2007年シーズンを戦うチームメンバー。

「C-メティス」

「C-メティス」



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