GMが重大ニュース発表!ついに日産と!?

2006.09.08 自動車ニュース

GMが重大ニュース発表!ついに日産と!?

GM(ゼネラルモーターズ)は2006年9月7日、米国東時間の午後1時から“ビッグアナウンスメント”があると予告した。米国メディアでは「すわ、日産との提携が本決まりか?」との憶測が走った。


記者会見と同時刻、リポーターはGMのサウスウエスト地区の「GMコレクション2007」に参加していた。
これは、GMの最新モデルのフルラインナップ試乗会である。「シボレー・アバランチェ」「サターン・ビューグリーンライン」(ハイブリッド車)「サターン・スカイレッドライン」「ポンティアックG6/GXP」など、30台あまりの新顔たちに初試乗した。

■肝心の提携交渉については……

米デトロイトにそびえ立つGM本社社屋前には、公開記者会見用の舞台が特設された。壇上にあがったワゴナー会長の後ろには、「シボレー・コルベットZ06」「ポンティアック・ソルスティス」など、売れ行き好調のGM車がズラリと並ぶ。

記者会見はまず、8月の北米内での売り上げ、利益がここ数ヶ月のマイナス成長から脱却したことでスタート。これに続き、「2007年モデルから、新車保証をパワートレインに関して、5年間/10万マイル(16万km)まで拡大する。これはライバル社を大きく凌ぐ、GMとしては画期的なプログラムだ」と、ワゴナー会長は誇らしげに語った。
これがGMのいう“ビッグアナウンスメント”だったのだ。

その直後に公開された同プログラムのテレビCMは、都心での渋滞のなか、GMのクルマたちだけが高く宙に浮き上がり、GM車だけ超高速で突っ走る、というもので、GMの復活に向けての熱いメッセージが掲げられている。

だが、肝心の日産との提携交渉について、ワゴナー会長はまったく触れなかった。同記者会見は全世界のGM関連施設に衛星生放送された。

同日夜、GM本部の幹部たちに、日産との提携話の進捗を聞いたところ、「(当初から予定している90日間の交渉期間まで)まだ30日程あるので、様々な調整をしている段階だ。北米市場だけを考えれば、日産との提携の意味が大きい。だが、我々がすでに市場を確立している中国、そしてオペル(GMの子会社)との関係が深い欧州など、ワールドワイドで考えると、一概には(日産との提携が)有益であるともいえない」と語った。

GMと日産の結婚話、まだこれから先、ひと山もふた山もあるようだ。

(文=桃田健史(IPN))

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