ホンダ、ルマン24時間レースに向けて発進! まずはアメリカン・ルマンから

2006.09.06 自動車ニュース

ホンダ、ルマン24時間レースに向けて発進! まずはアメリカン・ルマンから

ホンダは、2006年8月末、米アリゾナ州フェニックスのファイアバードレースウェイで、ALMS(アメリカン・ルマン・シリーズ)マシンの初走行を実施した。


2006年4月に発表された、「アキュラALMSレースカーコンセプト」とエンジン

アメリカのレース関係者によると、非公開で行われた同テストのドライバーは、エイドリアン・フェルナンデスが担当。シャシーはローラ製だった。フェルナンデスは来季、ローラシャシーのオーナードライバーとしてALMSにフル参戦するといわれている。

ホンダ勢はこのほか、AGR(アンドレッティ・グリーン・レーシング)がダリオ・フランキッティ、ブライアン・ハータがフランスのクラージュ製シャシーで参戦するといわれている。

このホンダ耐久レース用エンジンは、LA郊外にあるHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)社が独自開発した「アキュラLM V-8」。IRL用エンジンで共同開発した英国イルモアエンジニアリングとは無関係だと、HPDのロバート・クラーク社長は同プロジェクトを公開した今年のニューヨークショーで明らかにしている。

ホンダが参戦するのは「LMP2クラス」。ライバルはペンスキー・ポルシェだ。来年のALMSは2007年3月、フロリダ州セブリング12時間で開幕するが、ホンダとしては来シーズンにクラスチャンピオンを獲得し、08年には本場ルマン24時間レースの参戦を密かに狙っている。 
また、2006年9月3日にカナダ・モスポートで開催されたALMS第8戦では、コースサイドに「ホンダ」ビルボード(広告板)を特設。中継テレビ番組では、トップを快走するアウディR10(V12ディーゼルターボ)の脇に、「ホンダ」ロゴが目立っていた。

なお、来シーズンのホンダALMS参戦は、アキュラブランドで行われる。2008年には、アキュラの日本国内展開を予定しており、08年ルマン24時間レース挑戦は、絶好の宣伝材料になりそうだ。

(文=桃田健史(IPN)/写真=本田技研工業)

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