史上最年少インディウィナー誕生! マルコ・アンドレッティ初優勝(に非難の声も……)

2006.08.28 自動車ニュース

史上最年少インディウィナー誕生! マルコ・アンドレッティ初優勝(に非難の声も……)

米国カルフォルニア州インフェニオンレースウェイ(旧シアーズポイント)で2006年8月27日に行われたIRLインディカーシリーズ第13戦。ルーキーのマルコ・アンドレッティが初優勝を飾った。

19歳と5ヶ月14日のマルコは、米国トップフォーミュラカーレースでの最年少優勝記録を塗り替えた。これまでの記録はCART時代の2001年ナザレス、スコット・ディクソンが残した20歳9ヶ月14日というものだった。

予選2番手、フロントローからスタートしたマルコは堂々たる走りっぷりでベテラン勢を寄せつけず好走。終盤、チームメイトのダリオ・フランキッティをガッシリと押さえ込み、初優勝のチェッカードフラッグをくぐり抜けた。
ビクトリーサークルでは、父マイケル、祖父マリオとともに両手を高々と挙げて、アンドレッティファミリー新世代を祝福する様子も見られた。 

その一方、AGR(アンドレッティ・グリーン・レーシング)の巧みな「マルコ援護射撃」に対して、疑問の声をあげるライバルたちもいる。アメリカの自動車専門テレビ局・スピードチャンネルの取材に対し、チップ・ガナッシやダン・ウェルドンは苦笑いを浮かべながら答えた。
「レース最終盤のブライアン・ハータ(AGR)のスピンは故意によるもの。マルコの燃料は最後までもたなかったので、フルコースイエローを狙ったチーム戦略だ」と、AGRの行き過ぎたチーム作戦を非難した。
だが、マルコの優勝に対してIRLへの正式な抗議はなく、最年少優勝記録が確定した。

マルコは07年、AGRでのIRL参戦継続がすでに決定している。現在の勢いで07年はチャンピオン、そして08年はF1へ進出か?

(文=桃田健史(IPN)/写真=本田技研工業)

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