“SAV”こと「BMW X5」、新型発表

2006.08.10 自動車ニュース

“SAV”こと「BMW X5」、新型発表

独BMW AGは、同社がスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)と呼ぶSUV「X5」新型の写真と概要を発表した。

■3列シート・7人乗り仕様も

1999年デビュー、FRにこだわるBMWがついにヨンクを!(しかも北米生産!!)と物議をかもしたX5が、初のフルモデルチェンジを受ける。
2代目は、ボディ、エンジン、パッケージングと各所が新しくなっているが、一番の違いは、全長を一気に19cmも伸ばし、5人乗りに加え7人乗りも選べるようになった点。「ポルシェ・カイエン」らライバルとの差別化を図った、ということだろうか。

従来どおりの5ドアボディが纏うデザインは、基本的に先代のイメージを踏襲。サイズはグッと大きくなり、全長4854(4665)mm、全幅1933(1870)mmと、どっしりとした体躯となった(カッコ内は現行モデルの日本仕様の値)。

■エンジン3種類、トランスミッションは6AT

エンジンは、ガソリンが「3.0si」向け3リッター直6(272ps、32.1kgm)と「4.8i」の4.8リッターV8(355ps、48.5kgm)、ディーゼルは「3.0d」の3リッター直6(231ps、53.0kgm)、計3種類。トランスミッションは電子式ギアセレクター付きの6段オートマチックとなる。

自慢のヨンク「xDrive」をはじめ、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)、エンジン・コントロールユニット、ステアリングを制御する「インテグレーテッド・シャシー・マネージメント」により、駆動力配分や各車輪ごとのブレーキコントロール、エンジンマネージメントによるバランスの最適化が実行されるという。

さらに、ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ヒル・ディセント・コントロール(HDC)、ダイナミック・ブレーキ・コントロール(DBC)などなど、制御システムは枚挙に暇がない。

■車内も拡大

3列目シートはオプション。「身長170cmまでの乗員が2名快適に乗車できる」と謳われる。
ボディ拡大と同時に、車内のスペースも広くなった。リアラゲッジスペースは先代比10cm増、ボリュームは5人乗り仕様で22%アップの620リッター、2列目を畳むと13%増の1750リッターとなる。5人乗り版は荷室下にさらに90リッターのスペースが備わる。

そのほか、BMWのユーザーインターフェイス「iDriveコントロール」をはじめ、キセノン・ヘッドランプ、ブレーキ機能付きクルーズコントロール、DVDビデオシステム、パーク・ディスタンス・コントロールなど、豊富なオプション装備をそろえる。

初代は世界で58万台が売れたというX5。原油高が続くこのご時世、この手のモデルは市場でどのような対応を受けるのか?

(webCG 有吉)

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