「光岡オロチ」、トヨタ製エンジン&トランスミッション搭載、シャシーは自社製

2006.08.03 自動車ニュース

「光岡オロチ」、トヨタ製エンジン&トランスミッション搭載、シャシーは自社製

富山の乗用車メーカー、光岡自動車は、モーターショーにたびたび出展しては話題にのぼっていた“スーパーカー”「オロチ」が開発終盤を迎えていると発表。自社製シャシーやパワートレインなどについての部分的詳細を明らかにした。

■スペースフレーム構造のボディ

低く波打つ奇抜なデザインを纏った「大蛇(オロチ)」 が初めて姿を見せたのは2001年東京モーターショー。“荒唐無稽”と思われたスポーツカーが、完成に向けて着々と開発されているという。

まずは機関。トヨタ自動車がエンジン、トランスミッションと関連部品を供給することが発表された。
ミドにマウントされる3.3リッターV6「3MZ-FEエンジン」は、233psと33.5kgmを発生。「U151Eトランスミッション」(5AT)を介し、後輪を駆動する。
ちなみにパワートレインは北米市場の「ハイランダー」などに使われるものと同じだ。

シャシーは光岡の自社設計・製作で、スペースフレーム構造を採る。意匠に凝った“衣装”はFRP製のため剛性が得られない、といった諸条件をクリアするため、角パイプをベースにラダーフレームを組み、その上に4種類のサイズの角パイプを組み上げた。

さらにサスペンションもオリジナルで、前後ともダブルウィッシュボーンの独立懸架とした。

フレーム構造体となると、気になるのは衝突安全性。モノコックならボディ全体が衝撃を吸収できるが、鋼製パイプは曲がるか折れるしかないという。
そこで、シートベルトやエアバッグに加え、車両前方にアルミの衝撃吸収部材を採用し、インパクトに備えるようにした。

日本における最小自動車メーカー、光岡のスーパーカーは、今秋にも型式認定を取得する予定という。

(webCG 有吉)

光岡自動車「オロチ」:
http://www.mitsuoka-orochi.com/




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