ホンダが空を飛ぶ! 航空機市場に新規参入

2006.07.26 自動車ニュース

ホンダが空を飛ぶ! 航空機市場に新規参入

本田技研工業は、米ウィスコンシン州オシュコシュ市で開催されている世界最大の飛行機の祭典「Air Venture 2006」に、自社開発の小型ビジネスジェット機「HondaJet」を出品した。同社は、今後同機を量産し航空機市場に新規参入する。

■2010年には第1号機を

市販車のみならず、F1から耕うん機から二足歩行ロボットまで幅広いプロダクトを手がけているホンダが、今度は空を目指す。

発表された計画によると、米国に飛行機事業を行う新会社を設立し、2006年秋頃から量産型「HondaJet」の受注をスタート。今後3、4年で量産機の認定を取得し、彼の地で量産を開始、2010年中の第1号機デリバリーを目指す。

航空機を世界一保有する国として知られる米国のなかの、小型ビジネスジェットの販売網とサービス網を構築するため、飛行機メーカー、パイパー・エアクラフト社と業務提携することも明らかにされた。

■ポイントはエンジン配置

HondaJetの最大のアピールポイントは、エンジンを主翼上面の最適位置に配置したという新開発「OTWEM」(Over-the-Wing-Engine-Mount)レイアウト。この特許取得技術により、高速飛行時の造波抵抗(波を起こすことによって生じる抵抗)を低減、燃費向上を図った。
乱流発生を抑える“自然層流”形状を翼や機首デザインに取り入れ、空気抵抗を大幅に低減させる工夫もなされたという。

さらに、エンジンを主翼上面に置くことで、スペース効率に優れた構造が可能となり、「6〜7人乗りの同クラスの従来型機体に比べ、燃費とキャビンの広さを格段に向上させることに成功した」(プレスリリース)。

同機は初飛行となった2003年12月3日から、累計240時間以上のテストフライトが実施され、4万3000フィート(約1万3000m)の最高高度、412ノット(約763km/h)の最高速度を記録しているという。

(webCG 有吉)


【carscope】「HondaJet」の写真はこちら

本田技研工業:
http://www.honda.co.jp/

ホンダが空を飛ぶ! 航空機市場に新規参入の画像



ホンダが空を飛ぶ! 航空機市場に新規参入の画像



ホンダが空を飛ぶ! 航空機市場に新規参入の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。