「フィアット、インド資本に救われる」の噂、提携先は……

2006.07.24 自動車ニュース

「フィアット、インド資本に救われる」の噂、提携先は……

伊フィアットは、近いうちに新しい提携先を発表する予定だが、国内では「新パートナーはインド企業ではないか?」との憶測が広まっている。

噂の企業は、タータ・グループである。
同グループは、鉄鋼から紅茶まで傘下企業91社を擁するインド屈指の巨大企業体。その自動車製造部門であるタータ・モータースは、インド最大の自動車メーカーである。


ラタン・タータ会長

すでにフィアットとタータは、2005年9月、開発、部品、購買、製品流通を共同で模索する覚書に調印している。また、2006年5月からは、タータ創業家出身のラタン・タータ会長がフィアットの取締役に就任している。
今回の憶測は、こうした一連の流れから発生したものと見られる。

実際のところは 蓋を開けてみないとわからない。また、たとえタータであっても、資本関係まで踏み込むのかは不明だ。

しかし、フィアットのマルキオンネ社長が新しい提携を予告した今月3日以降、フィアットの株価は上昇を続けている。日によっては11ユーロ台を窺う日もあった。1年前7ユーロ台をさまよっていたことを考えると、過熱気味ともいえる期待感だ。

いっぽう、イタリアではルノー・日産&GM提携交渉のニュースは、経済紙以外ほとんど報道されていない。
「別れた連れ合いのその後」よりも「新妻発見」のほうが噂のネタになりやすいのは、世の常ではあるが……。

(文=大矢アキオ-Akio Lorenzo OYA/写真=TATA)

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