スマート北米上陸決定! 日本の軽自動車も海を渡るか?

2006.07.20 自動車ニュース

スマート北米上陸決定! 日本の軽自動車も海を渡るか?

ダイムラー・クライスラーとユナイテッド・オート(ロジャー・ペンスキー社長)は、2006年6月28日、2008年から「スマート・フォーツー」を北米で発売すると発表した。
これを受けて、アメリカの自動車関係者の間で、ジャパニーズマイクロカー(軽自動車)へ関心が集まっている。

■アメリカでも需要が見込めるウルトラコンパクト

究極のシティムーバーとして、欧州各国ですっかり定着している2人乗り乗用車「スマート・フォーツー」。フランクフルト、シュトゥットガルト、パリ、ロンドン、ローマ、マドリードなど、過密な都市部での需要はまだまだ伸びるといわれている。とすれば、ニューヨーク・マンハッタン、サンフランシスコ・ベイエリアなど、アメリカの狭い都会でもフォーツーの需要は見込めるはずだ。

さらに現在、アメリカではガソリン末端価格の高値が続いている。「近所のちょっとした買い物に便利だから」と、全米各地で「サイオン」の各車や「ヤリス」(ヴィッツ)の人気が高まっているように、フォーツーが売れてもおかしくはない。

ロジャー・ペンスキー氏率いるユナイテッド・オート社(40の自動車ブランド、296の販売箇所)は、実にタイミングよく、スマート北米導入を決めたものだ。

こうした状況下、日系各社も北米への軽自動車導入を検討している。現在、数メーカーが日本から右ハンドル軽自動車を持ち込み、アメリカ各地で実験的に走行させているのだ。懸案となっていた衝突安全基準問題についても、スマート・フォーツーの前例ができれば、日系軽自動車にも追い風となる。

ダウンサイジングの大きな波を受け、数年のうちに一気に北米市場で軽自動車が普及する可能性もあるだろう。

(文=桃田健史(IPN)/写真=ダイムラー・クライスラー)

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