【ロンドンショー2006】30年ぶり、ロンドンにモーターショーが帰ってきた!

2006.07.20 自動車ニュース

【ロンドンショー2006】30年ぶり、ロンドンにモーターショーが帰ってきた!

2006年7月20日に一般公開が始まる「2006年英国国際モーターショー」(2006 British International Motor Show)。30年ぶりに首都ロンドンへと戻ってきたイギリスのモーターショーについて、大川悠がリポートする。まずは歴史ある同ショーの背景から。


「ルノー・日産との提携が実現しても、自分は辞めるつもりはない」と、強気な発言をしたのは、その動向に注目が集まるゼネラルモーターズのリック・ワーゴナー会長。

■かつての活気を取り戻さんと

1903年以来、イギリスの首都で開かれてきたモーターショーは、1937年以降特にアールスコートに移ってからは、パリサロンとともにヨーロッパの自動車の社交場として華やかな歴史に彩られてきた。

だが1976年、舞台がイギリス自動車産業の中心に近いバーミンガムに移る。アールスコートの入場者が減ったからだが、最初は活気があったバーミンガムも、最近は、世界の他の主要ショーに比べると、どうしてもマイナーな印象がぬぐえなかった。

21世紀、ロンドンは大きく変容し始めた。ドッグランドを中心とした再開発、デザインやポップカルチャーの新たな発信都市としてのダイナミックな変貌により、ロンドンは生まれ変わりつつある。

そして自動車ショーもまた、伝統のロンドンに戻ってきた。テームズ川の対岸、いわゆるドックランドに新たにできたコンベンションセンター「ExCel London」をその新舞台として、7月18日、プレスデイで開幕した。

とはいえ、久方ぶりのロンドンショーは、他のメジャーなショーに比べるとまだやや寂しい印象は否定できなかった。主要メーカーではVWグループとフィアットが欠席。出展料を巡ってのボイコットといわれる。

またショーでデビューした純粋な意味での新型も少なかった。プレスの数も朝のうちはずいぶん少ないように思えた。でも時間が経ち、同時に記録破りというロンドンの気温が上がってきた昼頃までは、会場の冷房も効かなくなるほど人が集まり始めた。

東京モーターショーの会場、幕張メッセの3分の2程度のスペースは、柱がいっさいなく、しかも各メーカーの立体ブースはすべて壁よりというレイアウトのために、とても明るく、開放的な雰囲気に包まれていた。新しいロンドンショー、初年とあって多少は控えめだったが、ゆっくりクルマを眺めて楽しむには最適な場所でもあった。

(文と写真=大川悠)




■ロンドンショー2006 注目モデル

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