【F1 2006】モントーヤ、F1を離れ米NASCARシリーズへ

2006.07.10 自動車ニュース

【F1 2006】モントーヤ、F1を離れ米NASCARシリーズへ

マクラーレンのドライバー、ファン・パブロ・モントーヤが、2006年シーズン限りでF1を離れ、アメリカの人気ストックカーシリーズ、NASCARへ転向することが、2006年7月9日に明らかになった。

コロンビア人モントーヤは、いまでこそヨーロッパをベースとしたF1の顔として知られているが、ルーツは陸続きのアメリカにあった。
1998年、FIA国際F3000選手権でタイトルを獲得した後、大西洋を渡りアメリカのフォーミュラシリーズ、CARTに参戦。1999年にルーキーながらシリーズチャンピオンに輝いた。翌2000年にはインディアナポリス500を制し、2001年、いよいよ名門ウィリアムズからF1へ打って出た。
2004年まで同チームで4勝をマークし、2005年にマクラーレンへ移籍。さらに3勝を追加しているが、最近ではチームメイトのキミ・ライコネンの影に隠れた存在となってしまい、クラッシュも多くその立場が危ぶまれていた。

そんな彼に手をさしのべたのが、アメリカの古巣チップ・ガナッシ・レーシング。アメリカン・フォーミュラに出戻りかと思いきや、全米でも屈指の人気スポーツ、NASCARに新天地を求めることとなった。
早ければ、2006年10月22日のF1最終戦ブラジルGP後、年内にもNASCARデビューする見込みという。

王者シューマッハーをも恐れない大胆なドライビングで“暴れん坊”の異名をとったモントーヤ。F1の世界は“お行儀”がよすぎたのだろうか?個性派ドライバーが、GPの世界からひとりいなくなることになる。

なお、マクラーレンの2007年シートのひとつは、ルノーから移籍するフェルナンド・アロンソに決定している。もうひとつは、ライコネンが残留するか、あるいはマクラーレンの秘蔵っ子、現在GP2シリーズでポイントリーダーのイギリス人ルイス・ハミルトンに渡るか、と噂されている。

(文=webCG 有吉/写真=ダイムラー・クライスラー)

【F1 2006】モントーヤ、F1を離れ米NASCARシリーズへの画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。