【カーナビ&オーディオ】第3回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜印象に残ったデモカー

2006.06.26 自動車ニュース

【カーナビ&オーディオ】第3回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜印象に残ったデモカー

MES報告の第3回目は、ショップデモカーの中から印象に残ったクルマをご紹介していこう。


(写真上)二玄社もブースを出展。長期テスト車のシトロエンC4とボルボV50を持ち込み、たくさんの来場者に聴いていただいた。
(写真下)8台のデモカーを並べて存在感を放ったのがスーパーオートバックスグループ。中でもトウキョウベイ東雲店のレクサスGSは圧倒的なサウンドだった。金沢野々市店のJVCウッドコーンを使ったマイティボーイもユニーク。

■全国から7店が集結したスーパーオートバックス

今年も8台のデモカーを並べて存在感抜群だったのがスーパーオートバックスグループ。トウキョウベイ東雲、三鷹、かわさき、横浜みなとみらい等の関東勢を中心に、遠くは金沢野々市、新潟竹尾、小倉西港など、全国各地から精鋭が参集した。中でも興味深かったのはトウキョウベイ東雲店のレクサスGS。フォーカル(フランス)の超ワイドレンジ3ウェイシステム「KIT No.7」に21WXサブウーファーを加え、カロッツェリアXのCDプレーヤーとプロセッサー内蔵アンプでシステムを構成、入念な取り付け・調整作業と相俟って、クルマで聴いていることを忘れる拡がり感のあるサウンドを実現している。大規模システムにありがちなS/N比の劣化がないのも見事だ。


ヴォーグは2台出展。AMG S55Lはフォーカルのベリリウム振動板トゥイーターが特徴のBeカー・シリーズとオーディソンのアンプという「黄金の組み合わせ」を搭載。BMW/E90はビーウィズのフルシステムを組む。

千葉のヴォーグもフォーカルを使っていた。AMGのS55Lに搭載されたシステムは2ウェイのKIT No.6に21WXサブウーファーを加えたもの、パワーアンプはイタリア、オーディソンの超弩級モデル「テージスHVヴェント」を3台という超豪華仕様。充分に練り上げられた隙のない音を聴かせてくれた。ヴォーグはもう1台、ビーウィズ(日本)のコンフィデンス・スピーカー(2ウェイ+サブウーファー)を同社のアキュレートA-110SアンプでドライブするBMW/E90も出展していたが、こちらはショー前日に出来たばかりでエージング不足。まだ音に硬さが残っていたが、今後に期待が持てる音だった。


群馬トヨタ・サウンドワールドが出展したランドクルーザー・プラドはJVCのウッドコーン・スピーカーを使い、カロッツェリア「DEH-P910」の内蔵アンプでドライブする。サブウーファーはパワードタイプを使用。

群馬トヨタ・サウンドワールドが出展したランドクルーザー・プラドも印象に残った。JVCのウッドコーン・スピーカー(2ウェイの「CS-WDS1」)を使い、カロッツェリアのパワード・サブウーファー「TS-WX22A」で最低域を補っている。ヘッドユニット(カロッツェリア「DEH-P910」)内蔵アンプを使用するシンプルなシステムながら、ウッドコーンならではの魅力を引き出していたのは、インストール技術の確かさ故だろう。




■話題の新製品を搭載したオデオンと出光ユーズダイナー

金沢のオデオンは、昨年と同じアウディA6ながらシステムは長足の進歩を遂げた。ソニックデザインの新製品、「UNIT-N52N」と「UNIT-N100N」が早くも取り付けられていたのだ。「UNIT-N52N」は、52mm口径のワイドレンジ・トゥイーターを砲弾型のアルミダイキャスト・エンクロージャーに収めたシステム。小判型アルミダイキャストエンクロージャーの「UNIT-N100N」との2ウェイでフルレンジをカバーでき、サブウーファーは必要ないというのが大きな特徴だ。


アウディA6の純正スピーカー位置を利用してソニックデザインの新型ユニットを組み込んだオデオン。特に「UNIT-N52N」はアウディ純正のミッドレンジ位置に埋め込んでいるので、まったく存在を感じさせない。

ただし今回のシステムではユニットのエージング不足もあり、「SD-25N」トゥイーターが追加されていた。アンプはビーウィズ/アキュレート「A-110S」を6台使ったマルチシステム。プロセッサー/コントロールアンプはソニックデザインの「SK-1」シナジーだが、このショーで価格改定が発表され、新価格はなんと420万円(!)という。




ソニックデザインの「UNIT-N52N」と「UNIT-N100N」を使用しても、メーカー推奨の2ウェイで素直にまとめているのは出光ユーズダイナー(福島)。メルセデス・ベンツB170にオーソドックスなインストール手法で取り付けている。ヘッドユニット+プロセッサーはAlpineF#1Statusの組み合わせ。アンプにはオーディソン・テージスHVヴェントを2台奢っている。このB170のサウンドは、ソニックデザインの新型スピーカーの良さが素直に表現されていた。トゥイーターは52mm口径でもハイエンドまで伸びきり、ウーファーは100mmでも低音不足を感じることはない。たった2本のユニットで全帯域が再生できるから、システム構成はシンプル化でき、クルマへの負担も少ない。これからの新しいカーオーディオの提案としても興味深いシステムだ。


メルセデス・ベンツB170は福島の出光ユーズダイナーのデモカー。ソニックデザイン「UNIT-N52N」トゥイーターをAピラーに固定。「UNIT-N100N」ウーファーはドア純正位置と、オーソドックスな取り付け。アンプはオーディソンを2台搭載する。

駆け足で各ショップのデモカーを紹介してきたが、来年は6月22日(金)〜24日(日)の3日間の開催予定が発表された。いまから楽しみだ。

(リポート=黛 健司/写真提供=MES実行委員会)

・第1回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜今年も最新モデルが勢揃い〜
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000018302.html
・第2回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜クルマの中でも良質な音を!
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000018305.html




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