【カーナビ&オーディオ】第2回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜クルマの中でも良質な音を!

2006.06.25 自動車ニュース

【カーナビ&オーディオ】第2回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜クルマの中でも良質な音を!

MESリポート第2回はいよいよ注目の新製品をご紹介します。

■クラリオン、新ブランドでイメージ一新

MES(モービル・エレクトロニクス・ショー)報告の第2回目はメーカー/輸入代理店のブースがら目立ったデモカーと新製品をご紹介しよう。

会場は中央通路を中心にショップブースが置かれ、周囲をメーカーと輸入代理店のブースが取り囲むように配置されているが、中でもひときわ鮮やかで目を引いたのがクラリオン・ブース。長年親しまれてきたアゼストを一新し、ブランド名をクラリオンに統一した同社は、コーポレートカラーの「クラリオンアズーロ(イタリア語の青)」でブースをコーディネイト。爽やかなイメージで新製品AV一体型ナビゲーション「MAX960HD」と、高級CDチューナー「DRZ9255」のバージョンアップ版「DRZ9255SE」をお披露目して注目を集めた。
デモカーは「MAX960HD」を中心に構成されたVWトゥアレグと「DRZ9255SE」を搭載したBMW320iの2台。この他、ブース内では5.1チャンネル・サラウンド再生と地上デジタル放送のデモンストレーションも展開されていた。

■サブウーファーが活躍するアルパインのデモカー

白のイメージで統一されたアルパイン・ブースも人気があり、試聴希望の予約が殺到していた。デモカーはすべてオープンカーで、BMW Z4、MINIコンバーチブル、トヨタ・ソアラの3台。ソアラには同社のフラッグシップ「AlpineF#1Status」のフルシステムを搭載。MINIには「DLX-Z17PRO」、Z4は「DLX-F177」と、いまマニアの間で評判のスピーカーを中心にシステムがまとめられていた。いずれのデモカーにも「DLX-Z25SW」が搭載されていたが、この新型サブウーファーの引き締まった低音のおかげで、ソアラのサウンドは大幅にグレードアップしていた。

ミニやZ4はスピーカーの取り付けが難しいクルマとして有名だが、あえてデモカーに選んだのは、アルパイン製品と取り付けのための周辺サポート機器(ヘッドユニットを取り付けるためのスマートインストールキットやスピーカー取り付けのためのインナーバッフル等)をもってすれば、このような取り付けサウンドが可能ですよ、とユーザーにアピールする意図もあるのだろう。
また、B5判サイズのデジタルアンプ「PDXシリーズ」もそのチャーミングな外観デザインと躍動感溢れるサウンドで多くの人を魅了していた。価格が魅力的なことと合わせて、大ヒットの予感がする。

■またひとつイタリア製パワーアンプが上陸

イタリアにはオーディソン、ステッグなど、パワーアンプの名門が揃っているが、そこにまたひとつ新顔が加わった。チェレストラという鍵盤楽器に由来する、1993年創業の新進気鋭のメーカーだ。「VA210」(37万8000円)が代表モデルで、ハイクォリティと高効率を兼ね備えたクラスAAB回路を特徴とする。

また、このショーに合わせるかのように、バランスドDクラス回路採用のモノラルハイパワー機「DA2K」も入荷し、ニュービートルのデモカーに取り付けられていた。2100W/1Ωというパワーは伊達ではなく、サブウーファーの振動板を鷲掴みにして揺さぶるようなドライブ力は見事の一言。驚異的なパワーアンプがまたひとつ登場した。

■あの「ダイヤトーン」の復活間近

最後にとびきりのニュースをお知らせしよう。あの「ダイヤトーン」がカーオーディオで復活する。発売時期は未定だが、三菱電機ブースに置かれたメルセデス・ベンツのデモカーにその試作機が搭載されていた。写真撮影は許可されなかったが、見るからに大型の磁気回路を採用したドーム型トゥイーターと、超強力16cmウーファー、さらにタイトな低域を再生するサブウーファーが組み込まれていた。ダイヤトーンならではの彫りが深くコクのある音には久しぶりに興奮した。一刻も早い登場を期待したい。

その他にもハイエンド機器のフルラインナップを完成させたカロッツェリア、ディナウディオやDLS、MBクォートの新型スピーカー、ミュゼの新型アンプ等々、話題性のある製品に事欠かない今年のMESだった。(つづく)

(リポート=黛 健司/写真提供=MES実行委員会)

・第1回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜今年も最新モデルが勢揃い〜
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000018302.html
・第3回:カーオーディオの祭典「MES」探訪記 〜印象に残ったデモカー
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000018309.html


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新生クラリオンの話題作。AV一体型ナビゲーションの新製品「MAX960HD」(27万3000円)は7型ワイドVGAモニターの採用で高精細画面を獲得。操作面でも新機軸を打ち出している。「音のよい」一体機として注目したい。

新生クラリオンの話題作。AV一体型ナビゲーションの新製品「MAX960HD」(27万3000円)は7型ワイドVGAモニターの採用で高精細画面を獲得。操作面でも新機軸を打ち出している。「音のよい」一体機として注目したい。

すべてオープンカーで統一されたアルパインのデモカー。左のミニ・コンバーチブルは「DLX-Z17PRO」(10万5000円)、中央のBMW Z4は「DLX-F177W」(6万8250円)、右奥のソアラは「AlpineF#1Status」のスピーカーを使用。サブウーファーはどの車も話題作の「DLX-Z25SW」(12万6000円)を載せていた。

すべてオープンカーで統一されたアルパインのデモカー。左のミニ・コンバーチブルは「DLX-Z17PRO」(10万5000円)、中央のBMW Z4は「DLX-F177W」(6万8250円)、右奥のソアラは「AlpineF#1Status」のスピーカーを使用。サブウーファーはどの車も話題作の「DLX-Z25SW」(12万6000円)を載せていた。

中央が話題のデジタルアンプPDXシリーズ。B5判サイズで厚さは62mm。2chモデルの「PDX-2.150」(150W×2、6万3000円)、4chモデルの「PDX-4.150」(150W×4、10万5000円)、モノラルの「PDX-1.1000」(1000W×1、10万5000円)をラインナップ。

中央が話題のデジタルアンプPDXシリーズ。B5判サイズで厚さは62mm。2chモデルの「PDX-2.150」(150W×2、6万3000円)、4chモデルの「PDX-4.150」(150W×4、10万5000円)、モノラルの「PDX-1.1000」(1000W×1、10万5000円)をラインナップ。

チェレストラのモノラルパワーアンプ「DA2K」(15万8000円)。ハイパワーとクォリティを両立したバランスドDクラス回路を特徴とする。出力は1Ω負荷まで対応し、2100Wを保証(2Ω/1300W、4Ω/650W)。

チェレストラのモノラルパワーアンプ「DA2K」(15万8000円)。ハイパワーとクォリティを両立したバランスドDクラス回路を特徴とする。出力は1Ω負荷まで対応し、2100Wを保証(2Ω/1300W、4Ω/650W)。

三菱電機ブースのメルセデス・ベンツCクラスワゴンに搭載されたスピーカーはホームオーディオの名器「ダイヤトーン」ブランドの試作機。開発は同社の三田製作所の担当だが、かつての郡山製作所のメンバーも協力しているとか。

三菱電機ブースのメルセデス・ベンツCクラスワゴンに搭載されたスピーカーはホームオーディオの名器「ダイヤトーン」ブランドの試作機。開発は同社の三田製作所の担当だが、かつての郡山製作所のメンバーも協力しているとか。

オスカーインターナショナルが独自に開発した「キュリノ」はピュア・ベリリウムの振動板が最大の特徴。物性値がスピーカー素材として理想的といわれるベリリウムで、ウーファーまで作ってしまったところが凄い!

オスカーインターナショナルが独自に開発した「キュリノ」はピュア・ベリリウムの振動板が最大の特徴。物性値がスピーカー素材として理想的といわれるベリリウムで、ウーファーまで作ってしまったところが凄い!

クラスAが輸入するスウェーデンの「DLS」は、カー用とホーム用のスピーカーを製造するメーカー。知名度はそれほど高くないが、マニアの間では製品のサウンドクォリティは折り紙つき。しっとりと落ち着いた本格派の音だ。

クラスAが輸入するスウェーデンの「DLS」は、カー用とホーム用のスピーカーを製造するメーカー。知名度はそれほど高くないが、マニアの間では製品のサウンドクォリティは折り紙つき。しっとりと落ち着いた本格派の音だ。

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