【ルマン2006】13時間経過、No.8アウディR10、トラブルに耐え忍びながらトップを死守

2006.06.18 自動車ニュース

【ルマン2006】13時間経過、No.8アウディR10、トラブルに耐え忍びながらトップを死守

フランス時間の2006年6月17日午後5時にスタートした第74回ルマン24時間耐久レース。翌18日午前6時、レース開始から13時間、次第に空が白みはじめたサルト・サーキットでトップを走るのは、No.8アウディR10。およそ2周差でNo.17ペスカローロC60が2位で追っているところだ。

■各マシンにトラブルが

日付が変わり、14周に1度のペースでルーティンワークを行っていたNo.8アウディのペースに乱れが見えたのは午前3時を過ぎた頃。ちょうどセーフティカーがコースインし、これを機にピットイン、ドライバー交代を行ったNo.8アウディだったが、僅かその7周後に再びマシンがピットへと戻ってきた。

マシンがピットに収まり、スタッフがリアカウルを開けて手早く作業に取りかかる。どうやらリアのギアトラブルに見舞われた模様だ。ギアを取り外しての作業だったが、5分程度で修復を済ませ、コースへと送り出した。

実は、ひと足先に2位No.17ペスカローロも午前1時半前にピットイン。ミュルサンヌでコースアウトし、緊急ピットインしていた。互いにアクシデントによるイレギュラーなピットインを行いながら、周回を重ねている。

一方、No.7アウディも3番手までポジションを挽回しながらも、その都度トラブルに泣かされ、出入りの激しい走り。だが、かわって3位に浮上したNo.14童夢ジャッドにも問題の火の粉が降りかかる。
午前5時を前にピットインし、さらにそのあと、コース復帰直後のユノディエールでグラベルストップ。マシンは今もマーシャルポスト上のまま。コース復帰の可能性は極めて低い。これにより、No.7アウディは3番手へと復活。周回数は離れているものの、アウディ2台が表彰台の権利を確保し続けている。

日本勢では、午前4時半過ぎに18位までポジションを引き上げたNo.53JLOCランボルギーニにもトラブルが発生。マフラー破損によりパーツを交換し、現在、29位を走行中だ。「ギアは徐々に渋くなり始めていますが、何とか頑張って走ってますよ」とドライバーの桧井。間もなく自身のスティントを迎える予定だ。

GT2クラス5位をキープしているのは、No.93タイサンポルシェ。総合23位につけて、現在山路慎一がドライブしている。さらにNo.91T2Mポルシェは、総合30番手へとポジションを引き上げた。

なお、日本のスーパーGTでもおなじみのエリック・コマスがドライブするNo.16ペスカローロは、序盤のトラブル以降ペースが上がらず、現在20位で走行している。

(文=島村元子/Motoko Shimamura)

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